おめでとう、ひなひなちゃん!
2008年11月30日生まれのひなを迎えたのは、翌2009年の3月15日。
この子も、ペットショップで買った子でした。
完全に一目惚れでした
準は、決算セール対象。
ひなは、売れ残りセール品でした。
こんなに可愛かったのに、買い手がいなかったんです。
メインクーンだから、同じ月齢の子猫と比べても大きく見えたのが損したのかな?
準を買ったお店は閉店したので、名前まで書きました。
ひなを買ったお店はまだ存在するので、どことは書きません。
図らずとも宣伝することになっちゃうとしたら、それはいまは嫌だから…
「決算セール対象品だった猫、準」
そのひなが、3歳の秋に慢性腎不全になってしまいました。
奈落の底に叩きつけられる気分とは、まさにこのことでした。
文字通り蝶よ花よと育ててきた、我が家の紅一点お姫様。
そのひなが、短命に終わるかもしれないなんて!
腎不全は高齢ねこに多い病気と聞いていましたから。
まさかこんな若くして…というショックも、ありましたね。
その秋、私はひなの治療費のためにカメラ一式を売却しました。
ちゃんとしたカメラ、持ってる?
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ちゃんとした…って、おそらくカメラが付属しているんじゃなくて、カメラそのものを差しているんでしょうね。
当時はニコンのフルサイズデジタル一眼レフ、D700を愛用していました。
今日掲載してる写真の多くは、いずれもD700で撮っていた頃のものです。
売ったことを惜しいとは思いません。
いまはむしろ、スマホでいいんだって考えです。
iPhone、iPad、MacがすべてiCloudで同時できるので、これ以上便利なものはありません。
ひな以降、我が家に迎えた猫たちは、いずれも保護猫か里子です。
なぜか男の子とご縁が続きましてね。
ひなは長らく、我が家の紅一点でした。
その後珍しく女の子の夏子を迎えましたが、ひなとは会ったこともありません。
野良猫時代から一緒の秋生とだけ相性が良いので、最初から隔離しました。
秋・夏・桃で3匹の部屋にしています。
彼女が9歳まで生きるなんて、本当に、もう…
諦めずに頑張ってきた甲斐があった。
腎臓は片方が縮小しながらも、もう片方がまだ機能しています。
療法食をなかなか食べてくれなくて、途方にくれた冬。
痩せ細って、うずくまってばかりいた夏。
辛いときもたくさんありました。
ひながこうして生きていることが、同じ慢性腎不全と闘病する猫さんとその飼い主さんへの、励みにもなるんじゃないか。
そう思うから、たとえこれからどうなろうと、このブログが存続するかぎり、ひなのことを私は書き続けます。
昨日の記事でも書きましたけど、次なる目標は10歳ですからね
「腎不全のひなが、目標まであと365日!」
いまでも一目惚れが続いています。
初めて出会ったあの午後と、同じように