抜糸が終わり、ペットサロンに行って、新しい猫服を着て。
癌との闘病生活が、ようやく一段落しました。
今日は、このブログの今後についてちょっとばかり。
先週「癌と闘ったこの夏を振り返る」でも書きましたけど、この夏のブログの内容は、もっぱら準の扁平上皮癌との闘病生活についてでした。
リアルタイムで進行していた日々の日記なので、今読み返すと懐かしかったり、こんなこと考えてたりしたんだなって思うことがあります。
今から思い出しながら書こうとしても、これは絶対書けない。
これまで準との闘病生活は猫8匹との生活に分類してきたわけですが、このあたりは近日中に癌との闘病記というテーマを新たに立てて移動しようかと考えています。
時々えぐい話や写真も出てきますがそれが闘病生活というものですし、介護は綺麗事ではすみません。
でも、同じ扁平上皮癌を抱えて不安でいらっしゃる方々に対して、このブログが何らかの情報提供の場になるかもしれない。
もしかしたら、勇気付けることだってできるのかもしれない。
私は準を諦めなかったし、準は私を信じてくれました。
このブログだって、誰かの何かになれるのかもしれない、と思って。
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今日は、ニューヨークの日なんですって。
それに合わせたわけでは、ないんですけど(だって今朝まで知らなかったんだから)。
これからニューヨーク行ってきます
準の介護を妻ひとりに任してよいものか、やっぱりキャンセルすべきじゃないのか。
一昨日まで悩んでたんですが、胃瘻チューブの給餌は思ってたより簡単だし、準もエリザベスカラーが外れて落ち着いているので。
予定通り、帰省することにしました。
ニューヨークといっても、私の実家があるのは郊外のライ市(Rye)。
グランドセントラル駅から電車で40分程度の、静かな海沿いの街です。
過去5年間、毎年お盆明けから大学の秋学期が始まる間の時期に一週間ほど帰省してます。
実家の周辺は森と湿地帯に囲まれていて、毎朝リスが窓際まで起こしにやってきます。
私も両親も、元気ですけどね。
だからこそ元気なうちに、会える時に会っておかねばならないのです。
今年の夏は、私が日本に来て20年目の夏でもありました。
20年前は、親のありがたみもわからず、家から出たくてしょうがなかった。ただただ独り立ちしたかったんです。
20年後の今は、それなりに独り立ちした姿を見せに帰るのです。
そういうわけで、しばらくはニューヨークの話とか料理の話が多くなります。
準ちゃんも、行きたいのかな
この記事は予約投稿にしておくので、皆さんがこれをお読みになられているとき、私は機上で寝てることでしょう。
台風だか温帯低気圧だかで、フライトが遅れてさえいなければ……