今夜の夕食は、チキン南蛮、がね、夏野菜のマリネ。妻からの和食リクエストに応えて、宮崎の郷土料理を揃えました。
私はもともと和食がそんなに好きじゃないので作らないんですが、宮崎県出身の妻が好きそうなメニューや味付けはそれなりに頭を使います。
がねは、宮崎から鹿児島で食されるから芋を使ったかき揚げ料理。
「がね」とは「カニ」のことで、千切りにした根菜がそう見えるかららしいですね。
もちろん天ぷらなんて食べられませんから、オーブンで強引に焼き上げました。
そういえば私の天ぷら嫌いも子供の頃からでした。
チキン南蛮、これはもう有名ですね。
我が家では削ぎ切りにした鶏胸肉を焼いて、とろみのついた甘酢をかけるシンプル仕様。タルタルソースもつけません。
この前大学図書館で今から100年くらい前の明治から大正にかけての宮崎各地の料理の本を読んでいたんですが。
100年前の日本は、本当に都市部と地方で食生活が違う。
例えば当時すでに東京ではかなりの人が白米を日常的に食べていたのに対して、地方に行くほど白米がお膳に登場しない。
今でいう郷土料理は大方戦後にできたものなので、チキン南蛮なんて当然影も形もないわけですが、がねと冷汁は当時からあったようです。
食後には、ピーチパイン。
本当に白桃みたいな味のする、最近の品種です
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ブログネタ:夏って6月、7月、8月、いつからだと思う? 参加中
私にとっては、梅雨が明けて大学が夏休みに入る8月からが夏ですね。
梅雨が明けて湿度が下がってきて、毎日朝から気温が30度を越してからが私の本領発揮。
夏は私が最も生産的になれる季節。この時期に論文を集中的に書きます。
反対に、冬は冬眠の時期。何にもできません。
今日の東京は、そんな夏を先取りしたかのような天気でした。
ももちゃんは朝からひしゃげてました。
もものいる部屋は日当たりが良くて日中は35度に達してたので、昼からエアコン入れました。
私はといえば夏の日差しが大好きなので、あえて陽の当たるところに座って大汗かいてました。
でも決して暑さに強いわけではないので、屋外で熱中症になったことが過去に何度かあります
脚にきてて、木陰に移動しなきゃと思っても痛くて歩けない。やばい状況がさらにやばくなって。
気づいた時にはもう遅いんですね。
猫は比較的暑さには強いですが、犬みたいに口で息をし始めたら要注意です。
表では、みいみいみたいなキジトラ野良猫が寝てました。
アスファルトは暑いはずですが、きっと車の影になってて涼しいのでしょう。
でも、うちに来ればもっと涼しくしてあげられるはず。
心が痛みます