ビビンバというと、必ず!をつけたくなるのは、子供の時に見ていたテレビ「オレたちひょうきん族」で名物ディレクターがやっていたギャグの「ビビンバ!」というのが頭に残っているからでしょうか。
そんなことはどうでもいいのですが、美味しいですよね。石焼きビビンバ。
休日の土曜日。かなり擦り減ったトラックのタイヤを交換すべく息子とタイヤ屋さんへ赴きました。
タイヤ交換に1時間ほどかかるので、散歩とランチをその間にすることにしました。
タイヤ屋さんのあるConvoyというエリアは、アジアンタウンです。日系のスーパーが3軒、韓国の大きなスーパーが2軒あり、アジア系のレストランやバー、スイーツのお店が沢山あって、日々進化し続けている面白いエリア。
とりあえず、それほどお腹も空いていなかったので15分ほど歩いてブックオフに行きました。
日本の本は全体の一割くらいでしょうか?もっと少ないかも。
アメリカの本、プラモデル、DVD、CDなどが他の部分を占め、日本人よりもアメリカ人のお客さんの多い店内。
ここで少しブラブラしてから、タイヤ屋さんのすぐ隣のショッピングセンターにあるTofu Houseにランチを食べに行きました。
久しぶりにきたら、メニューが変わっていました。
平日の昼ならば、ランチメニューでもう少し安いのかもしれませんが、スンドゥブは15、99ドル。
石焼きビビンバは17ドル。しかも牛肉を入れるとプラス4ドル!ビビンバが日本円にして3,111円!
高いです。
物価が高いサンディエゴ、仕方のないことなのかもしれませんが、それにしても、、、、、、。
これだと、外食へ足が遠のく人が多くなるのではないでしょうか。
まず、運ばれてくるおかず類。
キムチは、さっぱりして美味しいし、他のものも怠惰に作ったのではない、ちゃんとしたお料理でした。
そして、お待ちかねの、パチパチ、じゅうじゅうと音を立てる石焼きビビンバ!
白い柔らかい湯気がのぼり、器は火傷しそうなくらい熱々です。
コチュジャンをたっぷりかけて、スプーンでよく混ぜていただきました。おこげがカリカリで、たまごがご飯に絡んで美味しかったです。
でも、お肉は4ドル払ったはずなのに、ほんの少しだけ。大さじ1杯くらい。ご飯の量も少なめ。
私がサーブする立場だったら、心苦しいと思いました。
あまりお腹が空いていなかったので、残りは持ち帰りにしてもらい、キムチやナムルのおかずも全部持ち帰りました。
夕飯にもいただいたので2食分と思えばそれほどでもないのですが、やはり値段の高さが気になり、外食産業はこれから大変だろうなと思いました。これでは、気楽に外に食べに行こうという話にはなりません。
外食をする時には、それだけのお金をかけてもいいと思えるところを厳選して、特別な時に行こうと思いました。
普段の日々は、家で好きなものを料理して食べることにします。
安くて、気軽で美味しいはずのものが、全然安くも気軽でもなくなってきているのは少し残念ですし、心配でもあります。
でも、これを機会に家で作る健康的な食事が主流になるのも悪くはないのかな、と思ったりもしています。