半年以内に引っ越しを控えています。
それで、家の中のものの片付けを始め、ものの始末の大切さを感じています。
もう3年半も暮らしたイギリス。家具や食器類をずいぶん買いました。
趣味のアンティーク家具、雑貨も増えました。
でも、使わないのに買ったもの。お得だからと買ったものなど、これを機会に片付けたいのですが、ただ捨てるというわけにはいきません。
アメリカに暮らしていたときは、飽きたもの、不用品はまとめてGood Will などに寄付していたのですが、私の家の周りには車で不用品を寄付しに行けるドネーションセンターのようなものはないので、自転車に積んでせっせと小さなチャリティーショップへ運ぶほかありません。
引っ越しのたびに、手放すものの一つに本があります。
料理本などは、重たくて、分厚いので、あまり利用していないものは、今回は次のところに持っていくのは諦めます。
今回の引っ越しは、ものが多いのですが、ほとんどのものにしっかりと愛着があるので、丁寧に梱包して次の場所に運ぶつもりです。お皿一つにしても、コップ一つにしても、大好き!という気持ちで日々愛でて使うことが大切と実感。
私は以前、アンティークを扱う仕事をしていましたが、あるものにはそれを使っていた人の愛情が宿ると感じていました。楽しい、あるいは美しい思い出、優しく大切に扱われた様子、キラキラするような生活の痕跡が扱うビンテージやアンティークの品にはありました。
私の仕事は、そのものを次に同じように愛情を持って大切にしてくれる誰かに引き渡す役目のようなものでした。
そのものを捨てることになっても、寄付をしたり、売ったりすることになっても、一度自分のところにきたものには責任が生じるのですね。
出来るだけ、無駄を出さないようにと思っていても、軽い気持ちで買ってしまったと後悔そして反省するものが、結構ありました。
そんな片付けをしながら、また今日も豆を煮る私。
見てください。この白く艶やかなお豆さんを!
今日もまたスープを作りました。リークと玉ねぎ、にんじんなどをニンニクとオリーブオイルで炒めて白ワインを加えたところに、トマトの水煮、ローリエの葉、水、ポーリッシュソーセージを入れてゆっくりと煮ました。
美味しく出来ましたが、2日続けて似たような料理を作って飽きたので、次回は五目豆に挑戦してみようかと思っています。(豆はまだ続く)