この12時間
バッファリンを2錠、2回飲んだ。
吐き気、無力、激しい頭痛、止まらない。
死を意識した。
いや、死は常時頭の中に。
死後を考えたのだ。
いつ死んでも不思議でない
年齢。
私の死後。

久しぶりに、ブログを書く。
ipadのアマゾンミュージックから
スクリーンミュージックが流れている。
 
最初の曲「白い恋人たち」が始まった途端
涙が溢れ出した。
1971年、中学校3年生。
初めて買ったLPレコード
映画音楽全集。
2100円だった。
 
最悪、最低の生活を送っていた、
いや、送らされていた、あの時期。
私の頭の中には、外国映画しかなかった。
外国映画への憧れ。
だから生き残れた。

どうにか、こうにか、生き残ってきた。
60歳過ぎた私。
私は一体何をしてきたのか?
何を残してきたのか?
満たされなかった。
欠如され続けた。
置き去りにされた。
気持ちと闘ってきた。
回復しそうだったが、
まだ、その根は深い。

人と関われない。
人を信頼できない。
そもそも、原因は私にある。
自尊心がない。
自分を愛せないのだから、
人など真実に愛せない。

さて、私の死後のために、
何を残そうか。
残された時間は少ない。