2019年12月11日朝日新聞朝刊 語るー人生の贈りものー
テレビプロデューサーの石井ふく子さんがご自身の人生を語るシリーズ、6でこんなことを言ってます。
「普通の人がいいと思って2歳年上のサラリーマンと結婚。一言で言えば、私は結婚に向いてませんでした。
例えば、ある時、鍵をあけて家に入ったら、中に人がいて、驚いて叫びました。夫でした。私は、子ども
の頃から一人に慣れている。始終誰かが一緒にいるという生活の方が耐えられなくなってしまったのです。」
私にも共通する感覚です。ただ、石井ふく子さんの場合は、外に出れば様々な人々と仕事をしなければなりません。
私は、外出はしますが、人との関わり合いが必然ではありません。内も外も、独りです。
今は、同居人と数匹の猫さんがいますが、皆んながいなくなったら、私はひとりです。
石井ふく子さん曰く「結婚したものの長続きはしなかった。」