人生の後輩たちへ | TOMTOM日誌

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シンガーソングライター♪本庄冬武のオープン日誌( ゚∀゚)




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勉強したい勉強をし終わった後は、脳みそが喜んでいるのがよくわかるよ。
「永遠の学生」なんてケータイ小説書きましたが、勉強したい勉強が出来てれば、大満足して学生なんて身分、喜んで返上できたと思いますよ。



進路で悩んでいるティーンへ。

理屈関係なく、直感的に勉強したいもの、やってみたいものがある学校なりに進むのが一番。全く理解しない家族しかいないなら家出しれグッド!縁をきれグッド!ぶっ飛ばせグッド!なんとかなるグッド!



ただ、学問に限れば、おれは専攻自体は経済学を修めたんだが、実は根底で語学も社会学も国際関係学も哲学も史学も全ては繋がっていると思う。だから、もしやりたくない勉強としても学ぶ事に一切の無駄はない。



ロシア語だけが解ってもロシアの全体像は見えて来ない。ロシア語はスラブ人の言葉。だからポーランドやスロバキアやチェコやウクライナ、ベラルーシで話されてる言葉とも関係あるし、似ている単語も非常に多い。また宗教はロシア正教といって西側のカトリック等のキリスト教とは一線を画す東ローマ帝国にあった東方教会を唯一継承をしたキリスト教。こりゃ宗教学の分野でしょ。



ロシア帝国末期、日本では幕末の時代に、実は琉球王国にもロシアは通商を求めて来航している。最高司令官の名前はプチャーチンって人だったはず。極寒の国の人達の青い目には、あのアジアの常夏の王国の景色を見てどう思ったんだろ。これは世界史の分野だね。



大学時代、ゼミは経済史で、経済史で見るロシアを論文にしたけど、これも結果的には面白かった。



ただ、おれが一番興味あるのはロシア文学でも、ヨーロッパ側のロシアの事でもなくて、シベリアにいるアジア系の原住民の研究がしたかった。
ロシアは、ヨーロッパロシアといわれるエリアとアジアロシアと言われるエリアに分かれる。そのちょうど地理的にど真ん中にある街がエカテリンブルグ。そこは入植してきたロシア人と原住民が共存共栄している街だそうだ。
ヨーロッパでもなければアジアでもない街。そういったの好きだ。
ぼくは、今、そこに行ってみようと思ってます。そん時は、ロシア伝統のバラライカ(すばらしい音色の弦楽器!)と、原住民の楽器の口琴(アイヌのムックリに似てる。)をゲットするのが夢です!