私でいたい。

例えば優しく吹く涼風・・
誰かの髪をやさしくなでて
通り過ぎていく風
さらさらと気持ちをほぐしてくれるよな風

例えば・・
目を細めて見上げる夏のソラの青。
そして漂う雲

寂しかった気持ちを元気にしてくれるソラの青

例えば

濃い緑の香り。。
風にのせて香る夏草の香り
深呼吸したくなるような・・
どこまでも続く緑の絨毯
涼やかな陰を作る木
草原の中でお昼寝してるような
そんな時間

例えば・・
涙の時は
その涙ごと包み込んでくれる優しい雨
そっと心が壊れないように
包み込んでくれる優しい影

例えば・・
どこまでも続く海の青
レースみたいな波の白色
ずっとずっとその場にいたくなるような
気持ちを丸ごと包み込んでくれるような
そんな海の深い青色


例えば
夏の夕暮れ
パステル画みたいな空色
グラデーションに君を思う時の
幸福感


例えば
ぼんやり見上げる夜の星
君に出会えた喜びを感じる瞬間

そう、君に会えて本当によかったと・・

眠れない夜の月
淡く優しく寂しげな色を放つ月に
心奪われる時

やっぱり君を想う。
心から・・
笑顔の時も涙の時も君を近くに感じるその時


誰かにとっての
そんな存在でもしも居られるとしたならば
それも幸せの形
思い出していた。

君がまぶしそうに目を細めて
静かに笑うその笑顔を・・

その笑顔の裏側にどれだけの
寂しさとか切なさを抱えているんだろう?
そう思ったら・・

君の事を抱きしめたくなったんだ・・

それを人は恋と呼ぶのかな?

そうじゃない・・

恋とか愛とかそうゆうんじゃなく

ただ・・人として
君の事を


とってもとっても大切に思うんだよ。


だから振り向かなくてもいい。

君の背中をずっと見ていくから・・

報われなくてもいい。

欲しい物は
君のその静かな笑顔だけ・・

決して自分に向けれる笑顔じゃなくても
君が笑顔なら

それが・・

きっと・・

一番幸せ。
ただ、今は膝を抱えて

猫が丸くなって眠るみたいに

自分の想いごと

抱きしめて眠ろう。

弱気になって寂しさに負けそうな夜も
無理して笑っている時間も

全てを受け入れて抱きしめよう。


誰かの幸せを静かにそっと願うような
生き方だって決して悪くないはず。

例えば大切な人が
どこかに存在して

また朝を向かえて
また日々を過ごして

笑顔の時も涙の時も

この空を越えた場所に存在するそんな・・喜び。

大切な人の笑顔を思い出してみよう。

そしたらスルスルと涙が零れて
優しい気持ちになれるから・・

人を大切に想うことって
そうゆう事なんだと想う。

そしてきっといつかここから・・

ソラは繋がっている。