貴方と会う朝の

鏡を見る時がスキ

心・・ドキドキ

ほのかに色づく頬は桜色・・

濡れた髪を乾かしながら

少しハミング

貴方の笑顔を思い浮かべながら・・

玄関を出る時がスキ

心ドキドキ

今にも走り出しそう・・

ソラの青も

木々の緑も

凛としたこの空気も

みんなピカピカ輝いて

私の背中をそっと押してくれる

スカートの裾が風に揺れて

ドキドキ・・ドキドキ・・

もう貴方の笑顔は直ぐそこ

とびっきりの笑顔で


胸のドキドキを抑えながら

「おはよう・・」って笑ってみた。
あなたの

一番星になりたくって

そっと静かに心を寄り添わせたあの日・・

夢でさえ会えなくって・・
会えない時間がただ寂しくって・・
そんな時間を埋めるように

共に重ねる時間が愛しくって
大切に大切にしたくって・・

心を傾けた。

なのに

瞳は曇りソラ

やがて大粒の泪が頬を濡らす

貴方の想いは今どこにあるの?

伝わらない想いがもどかしくって
切なくって・・

流れていく時間を止めたかった。


私だけを見ていてほしくって・・
ただ抱きしめていて欲しくって・・

そう思う事はいけない事ですか?

貴方の一番星にただなりたくって・・

あの日・・
あなたには・・

心から大切に想えるもの(者)がありますか?

それは恋人
時を重ねた人

大切な家族

かけがいのない友達

あの人の心

指でなぞるような遠い日の想い出
あの日の約束
果たせなかった想い

そして今

これから訪れる未来

大切なもの(者)達を
両手でぎゅっと抱きしめて

その手を決して離さないように・・
見失わないように・・

あなたの大切なものは何ですか?

本当に大切な人は誰ですか?