保護犬・シーズー♂マーブル、天国へ・・・


朝、預りママのcotoさんからお電話があって、マーブルが亡くなったと・・・。
昨日からずっとマーブルのことが気になっていて、今日こそは会いに行こうと思っていた矢先だった。


マーブル、よく頑張ったね、お疲れさま。
センターから引き取ってから、大きな精巣腫瘍の手術をして、それから膀胱結石が見つかって、何度も尿道に詰まった結石と格闘して・・・・。クッシングという病気が見つかって、検査やお薬も頑張った。膀胱結石の手術も乗り越えた。その後、舌が壊死して痛かったね。
マーブルに美味しいモノを食べさせてあげたいってママが言っていたよ。
でも、処方食しか食べられないから、ごめんねって。


マーブルは幸せだったね。
本当にたくさんの人が、いつもマーブルを応援してくれたの。
みんな、奇跡と回復を願っていた。
でも、もうマーブルは十分に頑張ったから、そろそろ、おやすみだね。


マーブル、忘れらないよ。
頑固爺のような「への字」の口元が可愛かった。
うちにいるスマイルも同じようなお口しているの。
それを見ると、いつも、マーブルのことを思い出していたよ。


cotoさん、最期を看取ってくださってありがとう。
辛い役目を引き受けてくださって本当にありがとう。
毎週の病院通い、いつも心配なマーブルを抱えて、心労尽きなかったことと思います。
本当なら私がその役目を負うべきだったのだけど・・・
私の手元では十分なことがしてあげられなかったから、cotoさんの優しさに甘えさせてもらっていました。


マーブルの里親に・・・と望んでずっと待っていてくださったSさん。
何度もマーブルに会いに来てくださってありがとうございました。
マーブルが元気になったらお届けに伺うことを励みに、頑張ってこれました。
Sさんに元気なマーブルをお渡しすることは出来なくて申し訳ありませんでした。
天国に旅立ったマーブルにも会いに来てくださって、本当にありがとうございました。


シーズー♂マーブル シーズー♂マーブル

  まるで、まだ生きているかのよう・・・       たくさんのお花に囲まれて・・・


マーブルにお別れを言いにcotoさん宅に伺いました。

涙をこらえて、サヨナラを言いました。

でも、こうやって思い出して書いているだけでも、涙が出てくる・・・。



マーブル基金やご支援で、ずっとマーブルのことを支えてくださった皆様、ありがとうございました。
皆様の応援があったからこそ、マーブルに必要な検査や治療を続けることが出来ました。
お気持ちに支えられてきました。
最期は、暖かいおうちで、優しいcotoママさんの腕の中で旅立ちました。
チャリティ基金を含めて収支は、追ってご報告させていただきます。


   マーブルの詳細はこちらで → ●マーブルの預り日記




保護犬・狆♀恵、天国へ・・・ 12/27
ずっとご報告が書けなかった恵ちゃんの旅立ち。
あまりに急なことで、気持ちの整理がつかなかった。


12月23日に緊急入院してから、出来る治療をしていただいていたが、快方には向かわなかった。
貧血と脱水、低血圧。
血管確保できないので、点滴の針も入らない。
皮下輸液をしながら様子をみる。少しは食べるようになったが、四肢が硬直して動かなくなってくる。
頭が揺れて、神経症状が出てきている。脳神経系の問題かも知れない。
26日に血便。貧血が進む。


狆♀恵


最後、輸血をしてみるしかない・・・と、カコさんにお願いして供血の手配をしていただいたて、有難く、恵ちゃんのために血をいただいたのだが・・・ いざ輸血となって、もう血管に血が入っていかない。浮腫を起こしてしまう。


夜の9時に、輸血出来ないと病院から連絡をいただいて、覚悟を決め、治療を終えた。


狆♀望ちゃん預りママのカコさんが、恵ちゃんを病院まで迎えに来てくださって・・・・
里親になって最期を見送ってあげたいとお言葉をいただいていたので、恵ちゃんを送っていただいた。
カコさん、ありがとうございました。
カコさんのおうちに到着してから2時間後、恵ちゃんは眠るように天国に旅立ったとのこと。
病院じゃなくて、カコさんのご家族に見守られて旅立つことが出来て、幸せでした。

安らかなお顔です。


狆♀恵


2ヶ月の間、色々心配が絶えない恵ちゃんを預かってお世話してくださったルイさん
本当にありがとうございました。
恵ちゃんは2ヶ月間、普通の家庭犬として暮らすことが出来ました。
今まで知らなかった暖かい人の手に触れて、やっと心安らかに眠りにつくことが出来ました。


狆♀恵 恵ちゃん、自信に満ちたようなお顔に見えます


狆♀恵 狆♀恵

 クリスマスのイルミネーション、美しい紅葉、素敵な思い出をたくさん預りママから貰いました


   恵ちゃんの軌跡はこちらで → ●いつか笑顔で


ルイさんを支えてくださった狆♂幸太預りの空ママさん、ありがとうございました。

恵ちゃん、次は、幸太くん&望ちゃんが幸せになる番だから、お空から見守っていてあげてね。


狆♀望   狆♂幸太

           狆♀望                        狆♂幸太

 ●望ちゃん預り日記(晴れどきどき仮ママ)         ●幸太くんの預かり日記



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高齢犬の引取りは、やがて訪れる死を覚悟しないといけない。
それが、1ヶ月後か半年後か、1年後か2年後か、5年後なのかわからない。
でも確実に、若い犬よりは、早くにお別れがやってくるだろう。


私はどんな状態の子でも、最期は人の手元で見送ってあげたい。
その気持ちはずっと変わらない。
でも、我が家でお世話できる限界があるので、私がお世話できる以上の子の引取りをした場合は、誰かにお世話をお願いしないといけない。
結果、預りママさんに、多くの心労をおかけすることになる。


眠れない夜を過ごし、忙しい合間をぬって病院通いをし、心身ともに疲れ果ててしまうかも知れないことを、いくら保護犬であるとはいえ、お願いすることの是非を考えてしまう。
私が看取れる子たちは、私だけの問題で済むが・・・・そのご家庭に迷惑をかけてしまう。
皆さん、お気持ちが優しい人ばかりなので、余計に辛い。


見捨てる飼主をいくら責めても、この子たちの魂は浮かばれない。
生まれてきたことに何ら罪はない。
私たちが作り出した命である。
その命への責任は、どんな形にせよ、私たち人間が負わなければ・・・と思う。
明日の命がない子たち・・・・

この手に抱えきれないほど、たくさんの命がある。