すっかりブログを放置しておりましたm(-_-)m
その間、猫の館では卒業していったニャンコ、ご縁が決まったニャンコ、そして次の保護猫さんの入居など、いろんなことがありました。
新入り保護猫のマイケル。福島の人が住めなくなった町で産声を上げた被災猫二世。
生まれ持った性格なのか、人にも猫にもフレンドリー。
さて、今日は館のアイドル・ジャム姫の卒業記事です。
福島県の双葉町。原発事故のため人の居住が制限された町でジャムは生まれ、飢えや乾き、暑さ寒さを生き抜いてお心あるボランティアさんに保護されました。
トラップケージに入ったジャム。おなかに5頭の子供を宿していた。
毛並みはバサバサ、背骨がごつごつと手にあたるほどやせ細っていた。
その後、縁あって猫の館にやってきて一躍ニャンドルの座を獲得!
ふわふわゴージャスなロングコートと短めお手手やあんよがニャンとも魅力的で
来館されるお客様にとても可愛がっていただきました。
楽しく館ライフを満喫していたある日。募集サイトの記事を見た横浜市在住のご家族から「ジャムちゃんのそばにいて一生を守ってあげたい」と心のこもったメールをいただきお見合いをしました。
何か感じるものがあったのか?
お見合い当日のジャムはいつもと様子が異なりおとなしく過ごしていた。
ラウンジの脱走防止扉から廊下を進むママさんと娘さんをドア前で待ち受けていたジャム。
じーっとお二人を見上げたと思ったら、おしっぽをピーンと上げて「こっちよ♪」とラウンジスペースへ案内してくれました^▽^
その時思ったのです。「あぁ、ジャムはわかっている。お二人が自分に会いに来たということを」
もちろんお見合いは大成功!お引っ越し日程を調整し、いよいよラウンジともお別れです。
お客様からいただいたたくさんのお輿入れ道具、先代猫さんへの供花を携えて
いざ出発!
さほど渋滞もなく、一時間半ほどでずっとのおうちに到着。
21歳でお空に還ったニコル君にお花をお供えして、先住うさピョンのショコラ君とご対面です♪
お互いに興味津々
その日の夜には、ご飯も少し食べてご家族が振るじゃらしにも反応したそうです^^
そして翌日には新しいおトイレもばっちりOK
次々に送られてくるお写真とコメントに人スタッフみんなでにっこり・ほっこり
夜は娘さんと一緒に寝ているそうで、ママさんいわく「私も一緒に寝たい~」(笑)。
もう何の心配もありません。ジャムはここがずっとのおうちだってわかっているのです。
ジャム、20歳のおばあちゃんになるまでご家族の愛情をいっぱい受けて元気で長生きしてね。それがジャムにかかわったすべての人の願いです。
アイドルが去った館は一瞬寂しくなりましたが、ジャムの実の姉妹ジャスミンが入居し
福島から甘えん坊の茶トラ・マイケルもやってきてまたいつものにぎやかさを取り戻しました
4月に4頭の仔猫を出産したジャスミン。ジャムと一週間違いで同じ保護主さんに保護された。
出会いと別れを繰り返す、それが館の役割なのです。
卒業はさみしいけれど、やっぱりうれしい=*^-^*=
自分だけを愛してくれる本当の家族。
館のニャンズたちは、やさしいパパママが迎えに来てくれる日を今日も待っています。
本当の家族ってオイシイ? by キュー太郎(キウイ)
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