ヨーロッパの観光地を訪れる外国人が何より気をつけないといけないのは、1にジプシー、2にジプシー、3にジプシー、ってくらい。


治安の悪い所は避けることが出来るけれどジプシーは観光客のくる所を知り尽くして狙いを定める。


窃盗がメインなので、命の危険はあまりないけれど、やはり彼らには関わりたくない。







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しかしながら、このエミーユ.クストリッツァの作品は痺れる。彼は天才だよね。





ラッチョ,ドローム とかを見ちゃうと彼らに同情したい気持ちにもなるけど…



日本ならジプシー=フラメンコ、「パリとかローマは気をつけて!」くらいの知識で済むけれど、ヨーロッパ在住となると彼らの存在はとても身近。





彼らはフランスでは「旅の人達」ともよばれ(おそらくジプシーというのは差別的と考えられている)、呼び名の通り定住しないでキャラバンを引っ張ってあちこち移動する。


夏の集合シーズンはあちこちで集まって(大体は街が場所を提供する)数週間留まり、そして立ち去るのが常。



なのだが、コロナ以降は街が用意した場所以外でも、場所があれば不法に占拠し人数を膨らませ居着いている。





私の暮らすアパートの近くにもあちこちでキャンプ地を増やしていて、行きつけスーパーのLidl にもよく買い物に来ている。


彼らも食べなければならないので買い物に来るのは当たり前(お金は何処からくるのかは謎だけど)、と、あまり気にも止めないくらい日常的にすれ違う。




先日もLidl にて、レジ付近に母娘と思われる2人のジプシーがいて、女の子は10歳くらいかな。子供らしく「ハロウィンのお菓子を買って〜」って言っている様子。



子供は皆同じだなぁ、と、横目に見つつ、私がレジに並ぶと母親と思われる女性が何かを言い、女の子はお菓子の売り場から離れて私のすぐ後ろに並ぶ母親の隣に来た。




徐々に間隔を詰めて来られるのに違和感を感じつつ、私の買う商品がレジを通過し、支払いの段階になる頃には、その女の子はガード読み取り機の真ん前に陣取っている。


目の高さはまさに読み取り機の場所!

老眼が入り始めた私だったならボタンの数字がボケて見えないくらい近くに顔!






フランスのスーパーはガード支払いが多くレジを通した商品を受け取る位置に読み取り機が設置されている。



暗証番号を押す時は偶然にでも目に入らないようにレジの人はもちろん周りも番号を押す手元からは視線を逸らす。それが夫婦でも同じ。そのくらい神経を使う。




次のお客は上の写真のように普通は後ろに控えている。



だから、この女の子の行動は異常だし、保護者が一緒にいるのなら諌めるべき行動なのだ。



幸い、レジ係の女性が女の子のおかしな行動に気がつき「お支払い方法は?」と、私に尋ねて来たので「ガードです」と、答えると即座に女の子に後ろに下がるよう指示してくれたし、ガードでも暗証コードを入れる必要のない非接触タイプで支払いできたので何毎もなかった。(一応数日後、銀座口座は確認した)


私はまだまだお人好しの甘ちゃん日本人なので、これがただの勘違いで女の子は機械に興味があっただけとかならなんだか可愛そうだなぁ、とか、ジプシーと、言うだけで疑われるのは気の毒だなぁ、とか少し思ったけれど、



彼女達は私より早くレジ付近にいたのに私がレジに並ぶのを待つかのように私の後ろに並んだし、母親(役?)の人が私にくっつく女の子に何も言わないし、明らかに変だった。




彼らはグループで行動して役割分担もはっきりとしたプロ。少女がそのような生き方をせざるを得ないのは気の毒だけど、子供と言えど疑ってかからないといけない存在というのは間違いないのがここでの現実。



差別ではなく、区別していかないとダメなんです。



幸い、息子とは一緒の時にこういうシチュに出くわしてないけど、この辺り、子供に教えるの難しい。