アンジェのような中堅地方都市で和食やアジア飯の食材は華僑系かベトナムやカンボジア系の系列のお店で調達します。
私がよくいく家から3キロのところにあるアジア系のスーパーもしかり。
パリには中華街的なアジア系が集中している地域があるけれど、アンジェは移民というくくりで地区がある程度固まっているだけなので(家賃の安い公営住宅のある地区)アジアとアフリカ(マグレブ含む)が共存しています。もちろん地域的という意味でその地域の中にもアジア系コミューンとブラックアフリカ系コミューン、アラブ系コミューンとはあると思いますが。
なのでアジア系マーケットには7割アジア、3割アフリカな品揃え。生鮮品はお野菜が少しあるくらいで生肉、鮮魚コーナーはないです。(お魚は冷凍がある)
客層はアジア系とブラックアフリカンが半々。白人系フランス人ちょこちょこ。しかし不思議なくらいアラブ系がいないの。
少し前、友達に日本タイプのサツマイモやオクラが安い店発見!って聞いて行ってみたアンジェ最大の移民ゾーンにあるオリエンタルな食材店。
もう、すんごい楽しい!
1歳児より大きいのではってサイズ(頭のサイズではなくて全身サイズね)のスイカが店の外に山積みにされ、
店の奥にはハラルのお肉屋さん。塊り肉が豪快に並んでて、圧巻。
水々しいミントやコリアンダーが大きな束で売られ、量り売りのオリーブは種類も多くて目移りする。
アラブのお菓子も量り売りで種類もたくさん。
活気があってもう本当にアラブの国に来たみたい。
アジア系の食材は店の一角に申し訳程度。でも野菜が綺麗でオリエンタルなメニューに使う普通のスーパーでは見かけないお野菜も多いのでお野菜大好きアジア系のお客さんも結構来てました。そして同じく違う片隅にはユダヤ系食材まであるのよ。
今、ユダヤの人は行きにくいかな。でもアラブ系フランス人、ユダヤ系=イスラエルのシオニストとは思っていないから大丈夫なのかな。
なんか人もやたらと親切でフランスじゃないみたい。
移民街でブランドの名前がドーンでわかる格好して金のネックレスしているアフリカ系若者がたむろしてるのを見ると、昨今の治安悪化の一端をになうアラブ系チーマー(私のイメージね)、嫌い〜!親は子供の躾とかしなくて子たくさんで生活保護がっぽりもらって優雅な生活しているんでしょ!ってステレオタイプなヘイトイメージが頭に浮かんでしまうけれど、
こういう普通に生活をするのに必要な場所、家族のために食材を買う人の来る場所での彼らの日常を目にすると、「三丁目の夕日」の昭和な人情って匂いが強くて、癖になる感じ。私が移民っていうのもあるけど、居心地は全然悪くない。
実際、私の知る限り、移民局とかお役所周りの長い行列で、喧嘩をしたり訳わからない事言ってごねたりっていうのは確かにアフリカ系アラブ系の人が多いのだけど、妊婦さんやお年寄りを助けたり席を譲ったりするのもアフリカ系アラブ系なんですよね。(アジア系は見て見ぬ振り、白人系は世話焼きな親切な人もいるけれど温度が若干違う)
報道されるアフリカアラブ系フランス人の危険なイメージとはかけ離れたもので(報道される部分もその一部ではあるのだろうけど)ドムやその家族のような先祖代々フランス人なクリスチャンの見る「アラブ系=侵略者もしくはパラサイト」っていうステレオタイプはまっこと失礼極まりないな。って思います。そもそも共和国の理念は人種や宗教を問わないのだから侵略者っていうのはそもそもおかしいしなぜ彼らがフランスに来たのかを考えればそんなことは言えないはず。
ちなみに、、、40代以上のフランス人なら多分みんな知ってる(読んだかどうかはさておき)
👇この本のことを言うと、大抵アフリカ嫌いなフランス人は閉口するよ。
私も全部読んだわけじゃないけど、これを書いて出版することができた当時のフランスはやはり素敵だと思う。今、同じことができる胆力のあるジャーナリストはいないよね。
👇これは日本にいた時に読んだけど、読み物としては面白くなかったけど、今のアフリカがちょっとわかる本。
深入りすると泥沼にはまるアフリカ系のルポ。。。
そういえば、コロナのワクチンの開発を急ピッチで進めてた時、国立保健医学研究所のカミーユ・ロシェって人と、パリ・コーチン病院の集中治療部門責任者であるジャン=ポール・ミラって人が
「ワクチン、まずアフリカでテストしちゃいなyo」
ってさらっと📺で言ってたって聞いて凍りついた。。。
リアル「ナイロビの蜂」
この映画すごく良いです。


