フランスは「小さい秋みつけた!」とか悠長な事を言う間もなく一瞬で過ぎ去ります。あとはダラダラ長い冬。

 

フランス人はフランス人なりに秋という季節を感じているのかもしれないけれど。季節の移り変わりに対する感性が日本人と全く異なるのは明白です。

 

そういえばベトナム人の友人は落葉し終わった並木の写真を母国に暮らすお母様に送っていたっけ。雨期と乾期の二つの季節から一年が成り立つ彼女の母国では木が落葉する風景が見られないのだとか。ソレを考えると日本とフランスはまだ近いのかとも思うけれど。

 

 

先週家族で行った公園でサザンカを見つけました。

 

 

 

 

嬉しくてドムちゃんを呼び寄せると、花を見つける前に根元に顔を出していた大量のキノコ(食用可)に飛びついていました。

 

まさに、花より団子。。。

 

 

彼にとっての秋は収穫の秋以外は無いと確信。

 

 

植木に関わる仕事をしていると馴染みのある植物がほんとうに沢山出回っているのをリアルに目にします。日常になりすぎて気に留める事も無いけれどフランスの庭や公園には日本やその近辺が出身の植物に溢れています。また、日本風庭園はフランス人の憧れといって過言ではありません。

 

 

でも、やはり日本で見る日本の植物の美しさは日本人の季節を愛おしむ姿が透けて見えるようで本当に格別だと思います。

 

(高山市の伝統的建造物保存地区のお味噌屋さんの入り口に飾られた柿)

 

渡仏して以来、里帰りは私の仕事の繁忙期が終わり、日本の気候のいい10月、11月ばかりになっているのも、この時期に日本を思う理由の一つかもしれません。

 

息子もドムちゃんはこの時期の日本しか知りません。他の季節もキレイなんだけれど私の仕事や息子のバカンススケジュールを考えると今後もこの時期以外の帰省は難しいかなって思います。

 

 

 

(京都の三年坂付近で見つけた紫式部。これは是非フランスで流行らせたい!)

 

稲作文化の日本では収穫=秋。だから喜びを分かち合い自然の恵みに感謝する。そんな気持が変わりゆく風景にスペシャルなフィルターをかけるのかも。

 

(ドムちゃん初来日の時に行った白川郷。収穫が終わった畑と紅葉が始まった景色が本当に美しかった。)

 

 

(金沢兼六園の雪吊り。季節を象徴する人の営みがまたおかし)

 

 

 

個人的にフランスでもっと取り入れても良いのになって思うホウキギ。

 

難しい植物ではないし越冬する必要もないからコッチでも流行りそうなのに。。。

 

起業しようかな^^

 

 

夏の時期はあまり日本にかえりたい!って思わないけれど(暑いし、そんなこと考える暇ないほど忙しいので)サクラの時期と今の時期は無性にかえりたくなります。

 

サンマも食べたいし、キリンの秋味も飲みたいよ〜(ってやはり私も花より団子か)