coucou!!

どんより分厚い灰色の雲に覆われた秋らしい空。(これがフランスの秋なのよ、そうなのよ!)

天気が悪いのを言い訳に毎日息子と引きこもっている為、今日が何曜日なのかすら分からなくなってきています。

息子の存在が大きすぎて、毎日変化する様子を見ていると飽きる事がなく、泣いてしがみついてくる時や満面の笑顔を向けてくれる時とか♡がトロけてしまいそうになったり。

愛されることは確かに間違いなく幸せで、今までその事ばかり気にしていたけれど、心の底から愛することはきっと愛されることより幸せなのかも。

やはり、そんな幸せの始まりの始まり、妊娠の記録をやはり残しておきたい気持になって、妊娠中に書きためたメモを起こしてみたいと思います。



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子供が欲しいか?



基本的な問い。


年齢のこともあって、私は自然に授かればもちろん欲しいけれど、不妊治療をしたり養子を受け入れてまでしては欲しくない。昔から「お母さんになる」というイメージが掴めないまま現在に至っているのと、子供のいないカップルも周りには結構いるのもあって、ドムちゃんと二人で楽しく過ごすのだって一つのカップルの形って思っていた。

だから、子供はまだ?って聞かれても全然平気で、「すでにかなり手のかかる大きい子供(ドム)が居るからね~」と、切り返し、周りも「確かに!」って笑って終わらせる感じだった。

でも、ドムちゃんは絶対欲しい。一人っ子は可哀想だから二人は欲しい。という。

その割にはのんびりと、私が経済的に一人前にならない限りは子供は無理。とも。共稼ぎが当たり前っていうのが前提。

私も専業主婦っていうのはちょっと精神的に無理だし、今まで自分のものは自分で買うのが当たり前でやって来たので、自分の稼ぎが無い状態というのはやはり回避したいので働く事には異存はない。

しかしながら不況まっしぐらのフランス経済。なんのコネも無い外国人にフルタイムの正社員の壁はやはり厚く、「経済的安定=正社員」と、言われてしまうと越えられない壁ではないと思うけれど少し時間がかかりそう。年齢を考えると子供はヤッパリ無理かな~。って現実的に考えている自分と「子供のいないカップルは哀しすぎる」というドムちゃん。

じゃぁ、どうしろって言うんだよ!


そんな中ぶらりんの状態が続いてた。


とは言っても、私たちが子供の事で悶々としていたのか、といえば全然そうでもなく、逆に仕事も遊びも楽しんでいたし、それなりに充実していたので子供の話題はほとんど出ないくらい。優先順位としては後ろの方だった。

しかし、去年の誕生日以降、私に焦りが出た。

と、いうか、その時期、街で子供を連れて楽しそうに歩く日仏カップルに出くわす率がグンとあがり(クリスマスジーズンだからか)、今までなんとも思っていなかったのに心が揺れるのが自覚できた。


私、子供、欲しいかも。

否、前からずっと欲しいと思ってた。



フランスに来てもうじき3年(当時)、社会的、経済的に自立しなければという思いが強くて、でもやはりそんなに簡単な事ではなく、手探り状態で一歩一歩という亀のような歩み。それに辛抱強く(時に大げんかしたけど)付き合ってくれるドムちゃんにも申し訳ない気持が常にあって、子供の事は欲しいと思わないようにしていたのかもしれない。

今までただの子連れカップルという家族の単位としか移らなかった人達が急に幸せオーラを放っているように目に映って、この幸せを一生私は手にする事が出来ないかもしれないという悲しみというより一種のヒロイズムに陥ってしまい、家に駆け戻りおんおん声を出して泣いた。

仕事から帰ったドムちゃん、暗闇の中、嗚咽する私を見てさぞかしビックリしたことでしょう。