こっち(フランス)に住んでいると、石造りの古い建物とか石畳とかはかなり見慣れてしまって大感動で写真を撮りまくるって事は稀。

さらに私の愛用のコンデジは広角があまり強くないのでダイナミックだったりゴージャスな景色も写真にしてしまうとイマイチな事が多い。

そして、私にとって写真の位置づけは旅の備忘録もしくはチョットした思い出の為であって基本は自分の目で見て感じてが大事。ファインダーを覗いてばかりで旅が終わってしまうなんてナンセンス!!(モチロン旅の目的は人それぞれなので写真を撮るのを目的に旅をしている人はそれはそれで羨ましかったりもするのですが、私はカメラっ子では無いので。。。)


と、言い訳を連ねましたが、

つまる所、写真が特にリスボンの写真がもの凄く少ない!!!

街の規模が大きくっていい構図が見つからなかったとも言う。






壁の写真が案外多いのは、色使いがなんとも私好みだったから。

フラフラ歩いていると色タイルのカワイイ外壁を持つ建物が多いのがリスボン(ポルトも)の特徴かもしれない。





古くて歴史的に重要なものには建物の前に説明看板があったりするのですが、そうでないものもそこら中にあります。新しいのか古いのかは謎。


フランスとかもちろん日本とかでこんな柄の建物があると、かなり悪趣味っぽい感じなのにこの街だとなんでもアリっていうかもの凄くいい感じだから不思議。






古い建物だから持ち主が何人も変わっているのは間違いないのだけれど、最初にやり尽くした感がある建物はきっと後の所有者も初代の趣味をリスペクトして残すのかな。

フランスもそうだけれど、景観保護のため歴史のある建物の外観を変更する時には役所の許可がいるからリスボンもそうなのか?それともただお金がないからのか?

anyway,私はこんなポルトガルの壁達が大好きなのだ!そうなのだ!!






大航海時代のゴージャスな建築や神話のような贅沢三昧とは裏腹に、ポルトガルはヨーロッパでは貧しい国の一つで戦後は沢山の人が出稼ぎのために国外に出ています。

フランスでもポルトガル移民は多く、土方の仕事についているイメージが強いんだとか。

確かに、ポルトガルの街は工事だらけ。古い建物の改修工事、石畳の敷きかえ工事。どこに行ってもドリルの音とホコリが立ち上っているイメージ。そして仕上がりがいい感じに古くさい(だからしょっちゅう崩れてやり直すのか?)それだけ石工を職業として従事する人が歴史的に多いのかも。





不況の影響なのか、中心地の目抜き通りにも歴史のある古い建物が廃墟状態で売りに出されているのを見かけました。ポルトもエヴォラも売り物件の看板だらけだったな。。。

歴史のあるものが外資企業や個人に投資目的で買われることも多いと聞くし、、、なんか残念。







それはそうと、リスボンに限らずポルトガルのそこかしこでみかけたのはこのオジサン(失礼!)





20世紀の詩人 フェルナンド・ペソア

ユーロになる前のポルトガル紙幣にも描かれた方のようです。

モチロン、私は存じ上げませんでした。

知ってれば事前に彼の代表作の一つにでも目を通してたのにな。。。