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Day Dream Traveler

 日々の出力を義務付けるための一手段。 もしくは、赤い幻想と青い現実のあいだを夢見がちに歩いて行く旅行者の記録。

雷鳴に、身をすくめて丸くなる。

じいちゃんは、笑いながら、そんな私の頭をなでた。

「稲妻はな、お米さんの嫁さんなんだよ、

 実り始めの浮かれた米を、ビシッと叱って

 米はもっとうまくなる、亜紀をしかってるわけじゃない、

 大きな音が鳴ったって、心配することないんだよ」


私はちょっと考えて、遠慮がちに聞いてみた

「だからママや、ばあちゃんは雷みたいにおっかないの?」

孫の幼気けな質問に、じいちゃんガハハと大笑い。


稲妻は大気の窒素を分解し、雨に含ませ田に降らす

米がうまくなる訳は叱られるからじゃないことを、

覚えることができたのは、じいちゃんが死んでから、

ずっと、ずっと後の事。


「かかあ殿下と空っ風、嫁が強けりゃうまくいくのさ」

ばあちゃんの雷、気にしつつ、

強がる可愛いじいちゃんを、

雷鳴聞くたび思い出す。


告白します、

わたしは、みんなに、私が書いている詩を読んで欲しくて、

このまえ、ぐるっぽの、メンバー一覧を片っ端から、ペタしました。

ごめんなさい (ノ_・。)

それも一つの出会いだけれど、ちゃんと活動していれば、

もっと素敵な形の出会いがあったと思うのです。


ポエムの欄の上位の人たちはどんなことを書いているんだろうって、

色々覗いていたら、MAHAOさんのブログにぶつかって、

http://ameblo.jp/nami-sakura/


色々自分で考えていたことが、ものすごくクリアーに見えて、

すると、自分の日々の行いの中で、良くないことも

いっぱいわかってきて、告白することにしました。


気を悪くされた方がいたらごめんなさい(>_<)。

これからは、むやみに、ペタはしません。


一面だけ、うがった形でとらえるならば、

このブログはサイバーエージェントという会社が運営していて、

広告費用で、利潤を上げているわけで、毎日どれくらいの人が

どれだけみているかによって、広告費用も変わってきて、

だから、みんなにたくさんアクセスしてもらいたいから、

色々なコンテンツが用意されているのですけれど、

ブログの順位に執着して、やたらとペタをつけたりするのは、

自分の表現したい気持ちを、悪い方向へ持っていく

ことだなって思いました。


ネットはみんなの色々な思いが詰まった場所で、

ブログは、大切な思いを表現する場所で、

そんな場所を、無料で提供してもらっているのは

とても有難い事なので、そういう、感謝は忘れずに、

アクセス数や、ランクや、そういうのには、

こだわらないようにしようと思いました。


良い物を書いていれば、自然と応援してくれる人は

ふえてくると思うし、無理して、応援してもらおうとするのは

よくないことだなって思いました。


ブログを読んで、心が動いたら、コメントを残してペタをする。

心のこもったコメントが気になった誰かが、またアクセスしてくれる。

そういう風な、気持ちの流れを、もっと、大切にしていきたいなと思います。


小川が大河になるように、たくさんの人と出会えますように、

川を下っていつの日か、大海原が見られますように。



石を一つひろった。

なで心地のいい、丸みと、

自己主張する角を持った

いい石だった。


角の所をグリグリしていると、

Ein Steinは僕に語りかけてくる。


はじめ、大きな岩だったそうだ。

川を下って来る間に起きた、

たくさんの出会いと別れの中で、

少しずつ丸みを手に入れる話を

全て聞くのに128年かかった。


「この前、そんな自分に嫌気がさして、

 橋の欄干に思いっきりぶつかったんだ。

 なかなかいい、角だろう。」


その瞬間を僕も見た気がした。

本当に、いい角だね、と、僕は言った。


時間と空間は同質のものらしい、

ひとは時間が延びても縮んでも、感覚として

空間の歪みを検出するすべを持たない。


同じ空間にいても、同じ時間の感覚を

過ごしているわけではないのだから。


私たちの空間はきっと歪み方が違うのだ。


感覚的な時間の捉え方を研ぎ澄ましたものがいて、

周りにあるあらゆる物、生き物の、時間感覚を、

シンクロナイズすることが出来たなら、


この世界はどんな風に見えるだろう。

右手を上げて、一番初めに止まった鳥が、

ナイチンゲールだった。イメージが強い鳥だ。

アンデルセンにも童話がある、扱いづらいなと思った。

小鳥で話を進めても、イメージはなくならない。

戦争と、看護婦と、ナイチンゲールは、切り離すことが出来ない、

良い声で鳴けばいいだけなのに、右手から肩に、

せわしなく動きながら、その行動範囲を広げてゆく。

戦争の話になりかけたが、手が止まってしまった、

上滑りしているのがわかったからだ。

体験してないからかけないなんて言い訳はしない。

現実と向き合う、真正面でがっちり受け止める

力が僕にないだけだ。



白銀の台座につかまって、ぴたりと止まって動かない、

この金色の小さな鳥は、1000年にたった一度だけ

歌うために目を覚ます。

人々の、争う気持ちが消えるほど、澄んだ声で鳴くという。

閉ざしたつぼみがほころぶような、優しい歌を歌うという。


牛一頭と引き換えに、小鳥の小箱をもって帰ると、


金貸しの兄は、僕を見るなり呆れ顔、腹を抱えて笑ってる。

「だまされるにしても、もう少し、まともな物と換えて来い、

 一千年も待たされて、ピーチクパーチク鳥の歌。

 腹がふくれるわけじゃなし」


職工の兄は小箱に耳をあてがって、コツコツたたいて音を聴く

「幸い中身は空っぽだ、ぜんまい仕掛けにしてやれば、

 鳴かない鳥も時計の代わり、少しは役に立つだろう」


商人の兄は箱を横から奪い取り、ルーペを取り出し品定め

「金に白銀、緑の瞳はエメラルド、緋色の嘴、ルビーときている、

 名のある作家じゃないけれど嘘八百着飾れば、

 牛3頭の値打ち物。今度マハラジャに会う時に

 一緒に売ってきてやろう」



兄たちは何も気付いていないのだ、

わたしが本当に手に入れた物の事。


小鳥を眺め想うとき、

私は時間と空間を飛び越える。

右手を伸ばすと小鳥が止まる。

そして今日も素敵なコンサートが始まる。