雲をつかむようなはなし | Day Dream Traveler

Day Dream Traveler

 日々の出力を義務付けるための一手段。 もしくは、赤い幻想と青い現実のあいだを夢見がちに歩いて行く旅行者の記録。

空飛んじゃうくらいに、


うんと背伸びして、

指先を思いっきり、空まで伸ばして、

今日もバタバタしてみる。


小さいとき、ちゃんと前を見て歩かないと

痛い目にあうよってよく言われた。


言われたとおり、段差につまづいてよく転んだし、

どぶに落っこちて、足くじいたりした。


でも、それでも、私は空が好きで、

雲に触りたいと思ってる。


私の体がフワリと浮かぶことはないし、

どうやったら上手くいくかわかんないけど、

本当に雲へ触れるまで、


勝手に結果を決め付けちゃダメだ。


あれは水蒸気で、水の乱反射で白く見えてるだけで、

触った時に感覚なんてありはしないって、

大人は言うだろうけど。


知ってるんだ、触ったことがない人に限って、

したり顔で理屈を持ち出すこと。


本当に触った人にしか雲を語る資格なんてないよ。