先週はまさかの休みで
今日が3度目の練習

細かくおさらい
前傾する角度と腕の位置

そして先へ進む
一挙に複雑化………!!
これだけだと物足りないな
なんて思ってた昨日までの余裕
吹き飛ぶ

そして
楽しくなる!

俄然
やる気が盛り上がってきた~♪

帰り道には楽しさの余韻
せっせと絵に描いて
忘れないように身体と相談


優しいことばは
私に染み込む
きっと
地上5センチ浮いてる一日

勝手に笑顔になってるから
誰かにバレるんじゃないかってくらい
浮き足立ってる


コーヒー豆の袋をまだ開けてないのに
いい匂い

降り続ける雨も
(ベクレてさえいなければ)
優しく土に染み込む音が
耳に心地よく
幸せの気持ち

静かだなと思ったら
新月だった

頭の中を雲が渦巻きながら
ものすごい勢いで流れていく

押し流されて飲み込まれて浮上して
そのうちきっと空は晴れる

あの声は
宇宙の広がりを想像させ
かつてあった翼………
ではなく力強い尾びれで自在に泳ぎ始める

夕方に
お風呂に入って
夕ご飯は
抜きにして
響きわたる音楽を少しずつ彼方へやって
おしゃべりなことばを少しずつ薄れさせて

静かに
目を閉じる

呼吸の音

深くてそれとは気づかない
闇の色

闇の向こうに潜む光

手は動き続ける
呼吸は響き続ける
形になるもの
ことばにならない
想いの断片

新月の空は
見上げずに感じる
背中や
首筋に
あたってる



家を取り壊したあとの空き地に
柵が打たれ
細い針金が巻かれている

道路とギリギリの境目のところを
3歳くらいの男の子が歩いている

少し先で
お母さんが振り返る

男の子はそれはもう得意げな顔で
お母さんを見ながら歩いてみせる
ぎりぎりのところを
きわどく険しく難しい道を
覚束ない足取りで
それは上手に歩いてみせる


背は高く手の平は大きいけれど
まだ大人になりきれていない未成年の彼は
これから旅に出ると言った

楽しそうであり
少し恐れているようでもあり
大胆さをみせびらかしているような目には
たくさんの夢をみている優しい明るさがある
旅が終るころには
すっかり大人の若者になっているのだろう

奥には苦さの滲む
おおらかで朗らかで頼もしい若者になっているのだろう


そうして小さな男の子は少年になり
少年は未成年になり
未成年は若者になって
おとなになる

その過程で
深く傷つかないでほしいと願うし
そうはいかないことも私は知っている


親は
どんな想いなのだろう。。
私が親になっていたら
子どもを閉じ込めてしまうかもしれない
ずっと抱きしめて
抱きしめて……
それでも子どもは飛び出していく


そうしてずっとまわってきた


季節は巡る

穀雨の時