反抗期のころ
父親は大きくて固くて分厚い壁のように感じられた
この頑丈で高い壁を
どうすれば乗り越えられるか
せっせと知恵を絞ったものだ
知恵を絞って粉砕して
よじのぼって振り落とされ
繰り返しているうちに
父親は立ちはだかる壁ではなく
寄り添って守り導いてくれる
ガイドラインのように変わっていった
変わったのは
もちろん私のほうだ
いや
父親も私の成長に合わせ
変化してくれていた
それこそ私の
ガイドみたいに
壁になるのは
私のための
通過儀礼みたいに
いま私の感じている壁は
少し違う
私の前に立ちはだかっているわけじゃなく
あっちとこっちで平行線を貫いていて
そのことに
私は"壁"を感じている
私の乗り越える壁じゃなく
頑強に陣地やつながりを分断しようとする壁を
どうすれば少しでも崩せるのか
思案する
思案したところで
より分厚くなるように見える壁に
とっかかりはあるのかなと
両方を眺めている
まだまだこの迷路の入り口にも着いていない
私は「こっちですよ」に従って歩いてきただけで
ただ壁のあることに気づいただけ
壁にボールを投げるのではなく
どちらにも
まずは耳を傾けてみようと思う
壁ごと動かざるを得ない時がきたら
きっと
何かが変わるだろう
拒絶されたみたいに感じても
まだまだ私は入り口にも着いてやしない
知ることから
始めてみたっていいかもしれない
少しずつ
近づいてみて
壁に手を触れられたら
また違った見方ができるのかも
父親は大きくて固くて分厚い壁のように感じられた
この頑丈で高い壁を
どうすれば乗り越えられるか
せっせと知恵を絞ったものだ
知恵を絞って粉砕して
よじのぼって振り落とされ
繰り返しているうちに
父親は立ちはだかる壁ではなく
寄り添って守り導いてくれる
ガイドラインのように変わっていった
変わったのは
もちろん私のほうだ
いや
父親も私の成長に合わせ
変化してくれていた
それこそ私の
ガイドみたいに
壁になるのは
私のための
通過儀礼みたいに
いま私の感じている壁は
少し違う
私の前に立ちはだかっているわけじゃなく
あっちとこっちで平行線を貫いていて
そのことに
私は"壁"を感じている
私の乗り越える壁じゃなく
頑強に陣地やつながりを分断しようとする壁を
どうすれば少しでも崩せるのか
思案する
思案したところで
より分厚くなるように見える壁に
とっかかりはあるのかなと
両方を眺めている
まだまだこの迷路の入り口にも着いていない
私は「こっちですよ」に従って歩いてきただけで
ただ壁のあることに気づいただけ
壁にボールを投げるのではなく
どちらにも
まずは耳を傾けてみようと思う
壁ごと動かざるを得ない時がきたら
きっと
何かが変わるだろう
拒絶されたみたいに感じても
まだまだ私は入り口にも着いてやしない
知ることから
始めてみたっていいかもしれない
少しずつ
近づいてみて
壁に手を触れられたら
また違った見方ができるのかも