扉座を観劇してきました

うちの劇団員の朴さんが出演している扉座の公演をザ高円寺まで観に行ってきました！

久しぶりにザ！！演劇！！って感じの作品を観たなー！

硬派な演出でした

色々観ながら思う事考える事がありました、特にセリフという物を考えてみた

僕も脚本を書く時はセリフ量が多くなる、それを稽古を経て減らして行く作業を心がける、セリフという物を役者が大事にし過ぎて本当にその作品で伝えたい情感や風情や役の感情が映し出されないのが非常に嫌だからである。よく言う行間の気持ちという奴かな、それがテンポとテンションで消えて行くのが一番寂しい。

今日観た芝居はその真逆に近い物だった気がした、しかし、大事な部分やお客として欲しい部分は全て組み込まれていたように思う、さすがだな～と、全然新しさはないけど自分自身改めて立ち返る事が出来る観劇になりました。

女優さん、伴美奈子さんのお芝居は正直圧巻でした、上手い！！！久しぶりに客席から盗みたい！と思える芝居を見せて頂きました

立ち方、所作、存在感、力の抜け方、全てが僕の理想の女優像だったように見えて、満足感タップリの観劇でした。