関所破りは大罪。
しかし、こういう話もあるようですね。
夏休みに作った扇状地のジオラマ、クラスで2名の金賞をもらってきました。工作じゃなくて理科の自由研究です。
制作過程
学園祭などに参加する中で、
「鉄道模型なんて興味ないだろうけど、とりあえず連れて行ってみるか。ちょっと見てみたいし。」
と思って鉄道に興味がない娘を鉄道研究会に連れて行ってみたら、電車にも模型にも関心を示す。
どちらかというと、精巧な建物や人物模型が気になるようで、ジオラマや模型の展示があると足を運んでみたり。
そんな布石を置いといて・・。
夏休みの宿題。
研究なので、観察でも、調べごとでもなんでも良かったのです。
ただ、娘の希望としては、人気投票があるからみんなをあっと言わせるものをやりたい、と。
夏休み序盤、近所の大きな公園の蝉の抜け殻を数えたりしましたが、こういう継続性が求められるものは根気がないのでダメ。
調べた植物や虫のイラストを描く案もありましたが、描きたいモチーフじゃないものはモチベーションが上がらない。
そんな時、たまたま近くにあったSAPIXの理科テキストで、V字谷とか扇状地のイメージ図が描かれていたので、こういうジオラマ作ればいいね!と思いついて、作ることになりました。
未経験ゆえ、You Tube 動画を見たり、検索して調べたりして作り方を勉強しましたが、夏休みは帰省もあるし、夏期講習もかなりの時間をとられるので、あれこれ検討している暇がない。ということで、決めた翌日には材料を買い出しに模型屋に行き、その日のうちに作り始めたのでした。。。
一つは本人的には失敗作で、提出したのは扇状地のみだったんですが、インパクトは評価されたようで、みんなにすごいと言われたとのこと。
これ、研究かな・・?
とは疑問に感じるところもありますが・・・。
なお、この扇状地のモデルは山形盆地です。
東向きの理想的な扇状地。
ジオラマのように再現性高く作るのは難しいなあ。。
(イメージだから忠実に作ろうとしたわけではないが)
学園祭やオープンキャンパスに足を運んだことで、
ジオラマ、模型、華道や書道、人生ゲームなど様々な体験をして視野を広げることができました。
この金賞はたかだかクラス内の評価にすぎません。
しかし、本人には嬉しい評価だったことと思います。
学園祭などで、優しく接してくださった中高生や大学生のお兄さんお姉さん方、少なからず人の人生に大きな影響を与えてくれていますよ。
感謝しかないです。