先日、クローズアップ現代でガザ地区のことが取り上げられていましたね



https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic088.html


ガザのニュースが流れると、

キョロキョロ「これってどういうこと?」

と娘によく聞かれるのですが、皆さんならどう答えますか?



宗教上のことや、大国の狭間での歴史、今まで蓄積されてきた憎しみ...

色んな出来事があって、私も正直うまく説明できないのですが...


閉じこめられた空間で物資もロクに届かず、爆撃され、家を追われ、衛生状態も最悪、飢餓状態...

やせ細った子どもたち。

このまま閉じ込めたまま、飢えて死なせるつもりなのだろうか...


「これは戦争じゃない、虐殺だ」


と、私は思っていますショボーン

クローズアップ現代で出演されていた方もそうおっしゃっていましたね






色んな事情があるのはわかってる。

難しくて、自分なんかが意見を言うのはおこがましいんじゃないかって、以前は思っていました。


だけど、あの映像を見て、何も思わないの?

思っても何も言わないの?

それって正しいの?



そうモヤモヤしていた頃、この本に出会いました


 

キッカケは、娘が

チュー「将来の夢は世界一周すること」

と、参観日に発表しているのを聞いて、

ポーン「世界一周?!そういえば、ピースボードっていうのがあったな」

と思い出して、ピースボードに携わってる方の本を手に取ったのでした。


そこには、印象的なことがいくつも記されていました。

世界を平和にするのは、誰か偉い人だけの仕事じゃない。

この世界に住む人の意識が、未来を形作っていくのだと感じました。


世界を平和にするためには、

国や自分自身などのことも疑ってみる(固定観念に気づく)

自分の意見を表現する(アウトプットすることでインプットも深まる)

SNSやメディアとどう付き合うか

...‥等ということが記されていましたが、その中に、


「良い戦争なんてない」


とも書かれていました。


なんらかの社会問題について「これはおかしい」と声を上げると、こんな言葉が返ってくるといいます。


「気持ちはわかる」

「でもそういう感情論だけではダメだ」

「発言するならもう少し勉強してからにした方がいい」


そして、テレビでは「専門家の先生」が諸問題の背景と現状を解説してくれます。

先生方は、たいてい、この現状が「仕方ない」ものだと言います。

そして、現状の説明だけして高い報酬を貰う「専門家」が世の中には大勢いるのだと...



でも、現状がおかしいときに「おかしい」と表明するのは、人間として当たり前のこと。



この著者の言葉に、私は雷に打たれたような気持ちになりましたポーンハッハッハッ



いつから、私はおかしいことにおかしいと言えない人間になっていたのだろうか、と。

そして、子どもにもそんな人間になって欲しいのか、と。


おかしい事に異議を唱えられないと

息苦しくて、

いつの間にか事態が悪くなっていても、何もできない自分の無力さを痛感するかもしれない...

あるいは、そういうことに気づかず、目先の欲に囚われ、誰かの意のままに動く操り人形のようになってるのかも...

そういう人生を自分は、子ども達は歩みたいのか?


自分はどう生きたいのかと考えたら、どう行動すべきなのかもおのずと見えてくる。



パレスチナのことは、遠い異国のことで日本には関係ないと感じる人もいるかもしれません。


でも、あの問題にはアメリカが深く関与しています。そのアメリカと同盟を組んでいるのが日本。

戦後日本はアメリカとの関係が深いですが、最近はより軍事に舵をきっていますね。

近隣諸国のきな臭い背景も関与していますが...そこの議論をしっかり深めているのかというと、答えはNOです。

裏金泥棒議員が、勝手に武器の輸出もできるようにしています。


私達国民は、そのことについてしっかりと考えなければいけない。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240315/k10014391661000.html



https://www.tokyo-np.co.jp/article/317522


大手メディアは、政権についてどのように報道しているか、国民はちゃんと見ていないといけない。

政権に忖度してないか?とかね。

日本の政治は色んな利権がバリバリ関与していますし。


こちらのブログでも載せましたが、日本は「世界報道自由度ランキング」で70位なんです。

70位の日本のジャーナリズムの実態について、ちゃんと知らないと.....

いつの間にか日本はまた戦争をする国になっているかもしれません。


https://ameblo.jp/catdogpanda5888/entry-12851604583.html



「良い戦争なんてない」んです。



日本人は

「当事者意識が足りない」

という人もいます。

私も同感ですガーン


そこには、今までの教育のあり方も大きな影響を与えています。

詰め込み型の教育は、気づき、考える力をいつの間にか奪っている。

知識を詰め込むのに精一杯で、時間がなくなっている。それで考えられていない。



こちらの記事が興味深ったです。

「どうしたい?」と問うことの大切さが記されています。


https://toyokeizai.net/articles/-/653689?display=b




私もまだまだ勉強不足なのですが、「無知を知る」からこそ、学び続け、考え続けていきたいと思っています。


子ども達には、私の意見を押し付けるつもりはありませんが

「気づき、考えることの大切さ」

は、伝えていきたいです。



具体的には、とりあえず、この本を買ってみましたデレデレ


 

 

色んな国の人の「夢」が書かれています。


色んな先人たちは

「日本を飛び出て、外側から日本を見ろ」

と言っていますが、この円安のご時世、なかなか難しいアセアセ

でも、本は新しい世界を知るキッカケになります。

この本、一日に2つずつ国を読んで、読んだら付箋を貼って行こうね、と娘ウインクと始めたばかり。



英語の難易度は娘には良いぐらいですが、私にはちょっと難しいアセアセ

日本語版を買えば良かったかもと軽く後悔ですが、チャレンジしてみますー!


ブログにあえて書いて、自分を追い詰める作戦w


 日本語版はこちら

 



親が子どもにできることって、結局は

「自分の生き方を見せる」

ことが大きいんだろうな、と考えています。


私は別に大きな仕事をしてるわけじゃないし、小心者だし、ドジだし...

だけど、誰かが傷ついていたら無関心な人間でいたくない。

自分にできることはどんなに小さくても考えたい。

だって、人の痛みに無関心な人間がこの世界に溢れたら、私にも子ども達にも、それは大きく影響するから。

そんな世界は幸せじゃないと思うから。


子どもは親を見て、また自分で考えて、自分の生きる道を選んで行けば良いのです。