我が家はおうち英語の中心として、DWEを使用してきました
しかし、やはり幅を広げていくためと、そしてメンタル的にもかなり英語絵本には助けられてきました📕
しかし、洋書をどう選んでいいのか、まわりにおうち英語をしてる人がいないのでかなり試行錯誤もしてきましたー
その中で我が家なりのコツや傾向がわかってきました。
我が家もまだまだおうち英語の道半ばではありますが、振り返りのためにも記録しておきたいと思います
(主に自力読みを想定して書いていますが、読み聞かせ等にも関与する事柄だと思っています)
(あくまで、うちの家庭なりのやり方です。ご参考までに。。。)
◯YL(読みやすさレベル)
YL とは、SSS英語学習法研究会が設定している、本の読みやすさの指標です。
↓洋書の難易度と選び方はこのサイト様にかなりお世話になりました
https://www.seg.co.jp/sss/review/osusume.html
こういうガイドブックもあります🎵
我が家も絶版になりましたが別のガイドブックを持ってます
「こういう流れで選んでいけばいいんだな」
という見通しがたち、参考になりました
ただ、ガイドブック刊行年より後の作品は載っていません。
そういう面でも、SNSの読書記録(どんな流れで読んでいるのか、子どもの反応はどうだったか等)はかなり参考になります
ただし、YLもSNSの感想もあくまで個人の主観ですし、子どもがどう受けとるかはまた別なんですよねー
ちなみに、洋書の読みやすさの指標としては他に
「Lexile指標」
もありますが、良くも悪くもネイティブ向けでブレも大きいかも。
私にはYLの方がしっくりきて、好きです
◯語数、挿し絵、装丁、興味のあるもの
本人に負担のかかる長さ(語数)だと、途中で飽きたりしんどくなったり、後日に回して結局読まなかったり。。。なんて可能性があります
ある程度、精神的に成熟してきたら
「続きはまた明日」
もできますが、まずは
「読みきれた達成感」
も大事かな
あと、娘は挿し絵はカラーで毎ページないと嫌、ペラペラ藁半紙は嫌、挿し絵のキャラは可愛くないと嫌、なんて傾向も長くありました
「食わず嫌い」ならぬ「読まず嫌い」
その一方で、興味のあるやつだと喜んで見ていました📕
娘の場合はサイエンス系がよくヒット✨
息子の場合は、アニメ系の絵本、探し絵系の絵本がヒットしやすいかな。
多少難しくても、自分が好きな本は手に取る傾向がありました。
◯読書スタイルはそれぞれ
「新しい本を次々と読むのが好きな子」
「お気に入りを繰り返し楽しみたい子」
「挿し絵からその世界に浸ったり、想像を膨らませたい子」
「自分で読みたい子」
「音源を聞きながら本を見たい子」
「ある程度、自力読みができるようになっても読み聞かせが好きな子」
等々、各個人なりの好きな読書スタイルがあるかと思います。
娘にとっては
「挿し絵」
がかなり重要でした。
そこから色々と想像したいタイプ
また、自力読みができるようになっても、母が弟に読み聞かせをしていると一緒に参加することも多いですし、逆に自分が読んでいて
「ちょっとこっち来てー」
と親を呼んで、面白いと思ったところをシェアしたい時もあるようです。
「一人で楽しみたい」時もあれば、
「誰かと本の楽しさを分かち合いたい」時もあるって感じかな。
◯インプット状況と発達段階、性格等も考慮
「自力読み」ができるようになると、「おうち英語がすごく進んでるよう」に思えます。
でもそこに至るまでの経緯は本当に人それぞれです
YL(読みやすさレベル)について言及したのは、子どもの本への理解のしやすさだけでなく、親の私が「読みやすいか」もかなり重要だったからです。
私、中学高校と英語を習ってきたハズなのに英語の本が本当~に苦手で!!📕
学生時代は教科書丸暗記して点数はとれたけど、いざ子どもに英語の絵本を読み聞かせしようとしても最初の頃は全然できませんでした
まず、選んだ本が難しすぎた
ネイティブの普通の英語絵本って、実はけっこう難しいんですー
割と長文のも多いし、知らない単語も多くて眩暈がしました
で、「YL(読みやすさレベル)」と出会って、これを元に自分が読みやすい英語絵本を選びやすくなり、子どもと一緒に成長してこれました
自分が段々と読めるようになってきて思うのが、
「子どもの吸収力ってすごい⤴️⤴️」
まず、耳が良い❗️
大人の比じゃないですねー。
そして、英語絵本の内容を読み聞かせたら理解できるって、実はすごいことなんです。
日頃のインプットが積み重なって、絵本の絵と言葉を組み合わせて「理解」してるんだから。
それをまた積み重ねて、インプットが深まっていく。。。
ついつい、SNSを見ていると
「どれだけ読めるようになったか」
って気になってしまいがちですが、読み聞かせや音源を聞きながら楽しめること自体がすごいことだと思います
また、
「親の読み聞かせをちゃんと聞ける」
のも、精神的にある程度の成熟が必要かな、と思います。
うちの姉弟とも、読み聞かせを聞いてくれるようになったのは、幼稚園に入園してしばらく経ってからでした
先生やお友達の影響、そしてそういう
「ちょっとした忍耐(人の話をある程度聞く)」
ができる発達段階等々の要素が組合わさったんだと思います。
今思えば、子どもが小さい間は絵本で
「インプットしよう」
と気負わずに
「コミュニケーションツール」
として、音や絵を楽しめば良かったなと思っています📕
で、ある程度、子どもが大きくなっても
「これぐらいは読めるようになれYO!」
という親の邪心(笑)があると、子どもはけっこう敏感に察知して遠ざかったりするので。。。
(My 経験談)
過去の記事をたまに振り返りで見ると
「昔の自分、頑張ってたんやな。。。でもそんなに頑張らんでも良かったな。肩に力入ってたかも。でも過ぎてみないとわからんしな」
と、ちょっとしょっぱい気持ちになりますw
日頃のインプット環境を継続しつつ、ゆるーく、できることをやっていくのがいいのかなと思います
◯音源がある方がベター
実は娘に対しては、「読み聞かせ」はあまり多くはしてこなかったです。。。
だって、発音に自信がなかったから
その代わり、娘と一緒に「音源を聞きながら本を眺める」のが寝る前の習慣でした📻
DWEのBookをCDを聞きながら指差ししたり、質問に一緒に答えたりしていました
DWE のCD って、Book に書いていないことを言ったり、内容について質問してきたり、たまに「鼻を触って」「手をたたいて」なんて指示してきたり、リスナーに参加を促してくることがあるんですよね。
(特にブルーとグリーン)
で、グリーンが終わる頃には私自身も英語にちょっとずつ耐性がついてきていて、「YL」を参考にリーダー本(ネイティブの子どもが読む練習用に、段階的に語彙や文法が制限された本)を手を出して、ちょっとずつ読み聞かせもするようになっていきました
そしてDWE 以外の「聞き読み」用の素材も入れるようになり、結果的にそれが娘にかなりハマりました
なかなか自分から本を手に取らない時期もありましたが、気に入りそうな音源をかけるとそれでまた本を触ることもあり、音源様様です
ちなみに、
「ラズキッズ」
「Oxford reading club」
などのタブレットで読み上げてくれたりアクティビティ等もできる素材も、お子さんの年齢等に応じて使うのもアリかな、と思います。
本を実際に触ってめくるのも醍醐味があって、私はそれも続けていこうとは思っていますが、そういう機能を補助的に使うと親としては安心だし楽!というのもあります。
おうち英語は
「いかに楽しくポイントを押さえて続けるか」
がミソなので、各ご家庭の価値観や生活習慣に合った選択肢が大事かな、と思います
◯「易しい」を「たくさん」
過去の記録を見ると、ライム~イエローの頃は
「YL0台後半~1台前半をいったりきたり」
という記述がありました↓
https://ameblo.jp/catdogpanda5888/entry-12448712042.html
懐かしいー
娘の場合、YL1台前半→後半へのジャンプアップがなかなかできなくてヤキモキしたこともありましたが。。。
でもYL1台後半ってけっこう難しいんですよねー
今はYL2台にきてますが、ついていく母は既にHI N SHIです!
ちなみに、今まで活躍してきたのは
◯Step into reading、I can read !、USBORNE YOUNG READING などのリーダー本
◯Elephant and Piggyシリーズ
◯WFC関連(イングリッシュカーニバルの絵本、Zippy and friends)
◯Dr.Suessの本(ライミングに親しめた)
◯Oxford reading tree(Magic keyが出てきてからが好き)
◯Magic school busシリーズ(リーダー本タイプ、クラシックタイプ)
◯Winne the witchシリーズ
◯バイリンガル版漫画(ドラえもん、カードキャプターさくら)
◯ディズニーの英語シリーズ(ディズニー映画の内容の本。日本語訳が充実していて母に良かったw )
◯ブランチシリーズ(scholastic が出している絵本とチャプターブックのかけ橋的存在)
(Mighty Robot , Owl diares, Unicorn Diares, Princess Pink and the LAND of Fake believe, Dragon masters等々。。。)
等々、他の絵本も織り交ぜつつって感じです。
これらの本↑は、殆どがYL 1.0未満~2.0です。
先ほどリンクした過去記事にも
「YL 1.0未満は3万語、YL 1.0~2.0は10万語読んだ方が良いと、多読指南で読んだ」
というようなことが書いてありました。
読んだ語数は数えてないですが
「けっこう色々読んできたな」
という思いはあります
(なんてアバウトwちゃんと語数をカウントしてる方もいらっしゃるので、そちらの方が参考になるかも)
で、これだけ読んできて、娘はYL 2.0台の本も楽しめるようになってきたけれど、私にはまだ難しく感じるので、まだまだ
「YL1.0~2.0の本が必要」
ってことなんですよね。
本当に
「易しいをたくさん」
の方が、結局は続けられるし、身に付くんだと思います
ちなみに、思い入れのある本は色々あるのですが、その中でも
「恩人(恩本?)」
と思うぐらい印象深かったのは
Frog and Toadシリーズですー
*I can read!(リーダー本)のlevel2
(Step into readingのlevel2より、I can read! level2の方が難しいのでご注意)
*YL1.3~1.5
*短編集なので、一話一話は短め。
それなりの難易度の話を「読めた」という達成感を味わえる
YL1.5とあるけど、他のYL1.5前後の作品より読みやすく感じました。
単語も文法も中学レベルぐらいだったし、何よりFrog とToadの友情が尊い
「手紙」という話も二年生ぐらいの国語で読んだ覚えがあるのだけど、今でも載ってるのかな?
娘とCDを何回も聞いて、聞き読みもしたし、音読練習にも使わせて貰いました
イエローCAPを取る前後ぐらいだったと思います。
今でも音源をかけたら娘は読んでいました
友情、尊い。。。
朗読CD↓
我が家なりの洋書選びのコツと付き合い方はこんな感じなのですが、それぞれのお子さん、それぞれのご家庭での選び方、付き合い方はそれぞれだと思います
どなたかの参考になれば幸いです
なんだか長文記事になってしまいました!
「読み」は軌道に乗るまでが色々大変。
「見守る」というのが必要だし、それが負担に感じるぐらいなら他に選択肢もあります。
(「読み」は種まきだけしておいて、英語でカードゲーム等やごっこ遊びを楽しむ、好きな英語の歌をカラオケで楽しむ、という時期も我が家は長かったです)
子どもを
「よく見る、見守る」
というのが結局大切だな、ということから長文記事になってしまいました
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
我が家も、これからも洋書と楽しくお付き合いしていきたいと思います