バナジウムプリズマティン・キャッツアイ

0.28ct

タンザニア産

バナジウムプリズマティン

0.17ct

タンザニア産

 

名の由来は結晶のプリズム状の形状によるもので、

1886年に発見されコーネルピンの別種とされていたが、

最近独立した鉱物と認められた比較的新しい稀少鉱物


そしてその稀少なプリズマティンが
バナジウム含有によりこの見事な緑色となってさらに稀少性UP
通常のプリズマティンは茶色がかったもの、黄色がかったものが多く
結晶標本程度だそうです。

 

さらにこのキャッツアイなのですが、

2009年現在世界に4個しか存在しません
確実に日本にはこの1個しかない、

ギネス申請すれば確実に通る上に、

博物館に展示されていてもおかしくない逸品です

 

その後新たにキャッツアイが作られたと言う話も聞きませんし、

そもそもバナジウムプリズマティンそのものが

ここ4~5年市場に流通していない様子。

今もおそらく状況は変わらないと思います。

石友さんが緑色の石が好き ということなので

いきなり緑色石特集~

ご堪能あれ~~

翡翠(ジェダイト)

パイロモロファイト(緑鉛鉱)
0.20ct
中国産

スミソナイト
0.59ct
メキシコ・チワワ・San Antonio Mine(水没)産

セントヘレナガラス(合成)
2.75ct
USA・ワシントン州・Emerald Fox社製

ツァボライトタイプYAG 
生産国不明 
0.83ct

ミント・カルサイト 
中国・湖北省・大冶産
1.63ct

ミント・ラズーライト(天藍石)
3石計 0.15ct
パキスタン・スカルドゥ産

エカナイト 
0.58ct 
スリランカ・オッカムピティヤ産

ムトロライト
2.31ct
オーストラリア産

 

まだまだあるけどこんなもんにしとこうw

ダンビュライト(ダンブライト)・キャッツアイ

1.03ct

タンザニア・ドドマ産

ゴールデン・ダンビュライト

1.21ct
タンザニア・Namalulu産

 

DANBURITE

ダンビュライト(ダンブライト)

和名:ダンブリ石
硬度:7.0~7.5
分類:珪酸塩/ソロ珪酸塩
晶系/産状:斜方晶系/柱状
化学組成:CaB2(SiO4)2
劈開:不明瞭
比重:2.97~3.03(通常3.00)
屈折率:1.630~1.636

副屈折率:0.006
蛍光:長波・青白色、短波・微青色
条痕:白色
主な色:無色、淡黄色~濃黄色、白色、ピンク、褐色など

 

発見地のアメリカ・コネチカット州・Danburyにちなんで命名された。

メキシコ、ミャンマー、アメリカや

日本でも産出する石で、

硬度も7あり劈開も不明瞭な為、

宝石・ジュエリーとしてもっと流通してもおかしくはないが、

日本人は黄色石をあまり好まない傾向にある為、

日本国内ではさほど見る機会のない石。

ただ上記に掲載した2014年ごろに登場した

ゴールデン・ダンブライトに関しては、

まさに金色!といっていい色で、

世界では一気に人気があがり高騰したらしい。

金色と言っていい色合いの物は少なかったらしく、

今となっては見る機会も減ってしまった。

 

商用名として「ダンブリャイト」という名で

ダンビュライトの色を模倣して作られた、

オレンジ色の合成コランダムを販売していた時期があったそうだが、

私自身は一度も目にした事がなく、

今となっては使われていない名称かもしれない。

ダンビュライト

1.60ct

メキシコ・サンルイスポトシ産

上記無色石はダイヤモンドの代用品として

使われていた時期があった。

アップルグリーンカルサイト・キャッツアイ

4.18ct

アフガニスタン産

 

CALCITE

カルサイト

和名:方解石
硬度:3.0 ヌープ硬度135
分類:炭酸塩鉱物
晶系/産状:六方晶系(三方晶系)/副三方偏三角面体、菱面体
化学組成:CaCO3
劈開:菱面体に完全
比重:2.69~2.82(純粋な物は2.71)
屈折率:1.648~1.740

副屈折率:0.172~0.190
蛍光:長波・短波共に有り(産地・色によって様々)、一部産地は燐光もあり
条痕:白色
主な色:無色、白色、灰色、黄、緑、青、ピンク、淡紫など様々

 

世界各地から産出され、

色も形も様々でカルサイトのみを蒐集するコレクターもいるほど多様性に富んでいる

 

もっとも有名なものはアイスランド・エスキフィヨルドのアイスランドスパーで

7m×2.5mカルサイト結晶が見つかったことがあり、

過去これは地元の人から「溶けない氷」と呼ばれていた。

またこのアイスランド産は非常に透明度の高い物が多く、

このようなカルサイトは「オプティカルカルサイト」と呼ばれ、

偏光フィルターに使われていたこともある。

 

最初に載せたアップルグリーンカルサイトは一時期ぱっと世に出たカルサイトで

その独特の色調から人気になったが最初期に採掘された物が非常に状態がよく、

その後どんどん質が落ちていった。

綺麗なものはもうないと言われている。

 

硬度3の指標鉱物

左オプティカルカルサイト

右蛍光性カルサイト(メキシコ・Nuevo Leon産)

蛍光灯下撮影

長波UV照射中蛍光

中波UV照射中蛍光

短波UV照射中蛍光

このように長波・中波・短波で違う蛍光色を示す物も存在するが、

どうやらこの蛍光性はメキシコ産に顕著に現れるらしい。(他産地未検証)

ストロンチウムカルサイト・キャッツアイ

13.97ct

メキシコ産

このキャッツアイはシャトヤンシー効果ではなく

真ん中に緑の筋があるだけでキャッツアイではない。

動かないキャッツアイということで

「ピューマアイ」などと名づけたこともあるが一般的な名称ではない為、

市場では通じない。

なおカルサイトのうちストロンチウムカルサイトは

あまり採れず珍しい部類に入る。

ストロンチウムカルサイト

0.17ct

メキシコ産

マンガンカルサイト

0.64ct

オーストラリア・Broken Hill,N,S,W産

コバルトカルサイト

0.07ct

ナミビア・ツメブ産

ネオンブルーアパタイト・キャッツアイ

0.74ct

ブラジル・バイア州産

ネオンブルーアパタイト

0.13ct

産地不明

 

APATITE

アパタイト

和名:燐灰石
硬度:5.0
分類:燐酸塩鉱物
晶系/産状:六方晶系、単斜晶系/柱状、板状、塊状
化学組成:Ca5(PO4)3(F,OH,Cl)
劈開:不明瞭、一定せず
比重:3.10~3.35(塊状2.5~2.9)
屈折率:1.632~1.649
分散度:0.013
蛍光:有り
条痕:白色
主な色:無色、黄、緑、青、褐色、赤紫、紫、灰色、ピンクなど
多色性:有り。黄色石・2色性(鮮黄色・緑黄色)

     青色石・2色性(青色・淡黄色)

 

独特のネオンブルーのものは

パライバトルマリンの代用としても用いられ、

時々パライバカラー・アパタイトなる表記で売られることがある。

ただし硬度は5なので宝石としては柔らかい部類になるので

取り扱いには注意が必要となる。

 

硬度5の指標鉱物となっている。

 

アパタイト・キャッツアイ

3.31ct

マダガスカル・ダライナ産

アパタイト・キャッツアイ

1.3ct

産地不明

マンガノアパタイト・キャッツアイ

0.26ct

ブラジル・ミナスジェライス・Itatiaia Mine産

上記通常時

 

スファレライト 
秋田県鹿角市・尾去沢鉱山産 
0.33ct(ラフカット未計測)

フローライト 
大分県大野郡緒方町・豊栄鉱山産 
0.82ct 

上記UV蛍光

ネオジムランタン石
0.38ct
佐賀県唐津市肥前町新木場産

新島ガラス(抗火石(コーガイシ)) 
2.56ct 
東京都新島村産

(人工石です)

イネサイト
0.89ct(ファセットカット石)

ラフは未計測

原石19.93ct母岩含む
静岡県下田市蓮台寺河津鉱山産

ペンタハイドロボライト(五水灰硼石)
0.15ct
岡山県川上郡(高梁市?)備中町布賀(ふか)・布賀鉱山産

ペンタハイドロボライト原石結晶

ニフォントバイト
0.17ct
岡山県川上郡(高梁市?)備中町布賀(ふか)・布賀鉱山産

バライト(重晶石)
0.10ct
青森県むつ市田名部恐山産

パイロクスマンガイト 
0.57ct

愛知県設楽郡設楽町田口鉱山産

 

その他色々って感じでしょうか。

いくつかまだあった気がするんですが、

とりあえず今日はここまで。

アンバー(琥珀)
0.30ct(ラフ未計測)
岩手県久慈市野田玉川海岸産

アラウカリア(南洋杉)の仲間
白亜紀後期 約8,500~9,000万年前

上記長波UV蛍光の具合

岩手県久慈市産
アラウカリア(南洋杉)の仲間
スギ科針葉樹・現生種が南米熱帯地方にあり
白亜紀後期 約8,500~9,000万年前

(上記ルースに研磨してもらった為なくなった)

アンバー(琥珀)
6石計 0.32ct
兵庫県神戸市木津産
古第三紀(6550万年~2303万年前)

岐阜県瑞浪市釜戸町上荻ノ島産
(樹種不明)
更新世(258万年~1万年前)
経過年数が少なくコーパルに分類

蛍光有り(長波UV)

北海道三笠市奔別川
メタセコイア?(樹種不明)
白亜紀セノマニアン 約1億4550万年~6550万年前

蛍光有り(長波UV)

東京都八王子浅川産
(樹種不明)
更新世(258万年~1万年前)

経過年数が浅くコーパルの典型

蛍光性弱(長波UV)

千葉県銚子市長崎外川産
(樹種不明)
白亜紀前期(約1億1000万年前)

蛍光性極微弱

 

琥珀で国産 と言うと岩手県久慈市の琥珀が世界的にも有名ですが、

国産琥珀の産地は実は意外と多く、

コーパルも含めると結構あります。

随分以前に楽天ブログにも掲載して以降、

少しずつ認知度も上がってきましたが、

まだまだ周知されておらず

扱う業者も少ないのが現状。

また国産琥珀をカットルースにしたものは皆無に近く、

一番最初の久慈琥珀のカットルースも

10年探しても見つからず、

原石をお渡しして研磨していただいてようやく手に出来ました。

国産琥珀のみに限らずこれは各国の琥珀でもいえることなのですが、

上の国産琥珀でも少し分かるように経過年数も違い、

なおかつ樹液の種類も違う為、

例えばロシア産のバルティックアンバーを研磨した方法が、

久慈琥珀でも通用するか というと通用しないのです。

産地ごとに研磨方法を研究しないといけないため、

なかなか琥珀をカットしているカッターさんがおらず、

確立した産地の物しか世に出てきません。

 

なお上記以外で国産の琥珀と言うと

福島県いわき市 
茨城県 
北九州 
長野県 
山口県 などがあります。

引き続き探し続けている石の一つ。

ローズクォーツ(紅水晶)
0.30ct

原石3.92ct
福島県いわき市三和町合戸産

アメシスト(紫水晶)

0.99ct

宮城県白石市雨塚山産

 

アメシスト(紫水晶)

0.10ct

群馬県沼田市戸神町戸神山産

スモーキー・クォーツ(煙水晶)

1.68ct

香川県小豆島産

 

ということで所有する国産水晶特集。

見ての通り

水晶もカットされて綺麗になる というのは分かると思いますが、

水晶は独特結晶形があるのでカットされた水晶は

好まない人が多いのも事実。

ただ実は私はクォーツ系は見ないふりを決め込んでる石種の一つなので

有名な乙女鉱山産なども販売されてますが買ってません。

インク系にも手を出すことになるので、

際限がなくなるので見ぬ振りを決めていますが、

それでもやはり国産だとつい招いてしまいますね。

 

ジルコン・レインボーキャッツアイ 
1.61ct 
スリランカ産

ジルコン・キャッツアイ
0.98ct

スリランカ・ラトナプラ産

 

レッド・ジルコン
2.04ct

スリランカ・エンビリピティヤ産

ジルコン
0.52CT

ミャンマー産

 

ZIRCON
ジルコン
和名:風信子石(ふうしんし石)
硬度:6.0~7.5
分類:ケイ酸塩鉱物(ジルコニウムのケイ酸塩化合物)
晶系:正方晶系/短四角柱両錐状
化学組成:Zr(SiO4)
劈開:不明瞭
比重:3.90~4.73
屈折率:1.780~1.984
副屈折率:0~0.059
蛍光:あり(なしのものから強のものまでさまざま。蛍光の色は主に黄色)
条痕:白
主な色:無色、褐色、黄色、青、赤、緑、金など様々
多色性:あり(弱~強)

 

成分に微量の放射性元素(トリウム、ウラン)を持ち、

弱い放射能を持っているものがある(人体に影響なし)
そしてこの自身の持つ放射性元素により放射性崩壊を起こし、

結晶構造が壊れた状態を「メタミクト」と呼び、

このメタミクトが進んだ状態のジルコンを「ロータイプ」、

一方のメタミクト化していないものを「ハイタイプ」、

中間の物を「ミドルタイプ」というが、

どこからミドルなのかの明確な定義はない。


そしてこのメタミ具合で物理的特性が変動し、

比重の違いや色の変化を引き起こしもする
例を述べるとハイタイプは光沢がつよく、ロータイプには輝きがない。

ハイタイプのジルコンの比重は4.7で、

ロータイプの比重は4.0とハイタイプよりロータイプの方が比重が小さい

またロータイプには緑色の物が多いが、

メタミクト化が進んだ物を加熱すると元のハイタイプに戻る物がある為、

輝きの少ない緑の物はあまり出回っていない様子

オブシディアン・キャッツアイ(黒曜石)

0.84ct
東京都・神津島村産

オブシディアン(天然黒曜石)
0.54ct
東京都・神津島・神津村産

 

OBSIDIAN
オブシディアン
和名:黒曜石
硬度:5.0~5.5
分類:珪酸ガラス質/火山ガラス質の岩石
晶系:非昌質
化学組成:主に珪酸と酸化アルミニウム
劈開:なし
比重:2.35
屈折率:1.480~1.510
副屈折率:なし
分散度:0.010
蛍光:なし
条痕:薄い黄色~白
主な色:黒・褐色・灰色、まれに赤、白
多色性:なし

 

上記キャッツアイと通常ルースは

10年間探し続けた私の中での究極のルース

「透明な黒い宝石」に一番近いであろう物。

キャッツアイの方は少し透明感・黒さともに少し落ちますが、

それでもグレー系は保っているので非常に思い入れの強い一品です。

シルバーオブシディアン・キャッツアイ

3.16ct

アメリカ産

オブシディアン(アパッチ・ティアー)
5.00ct

アメリカ・アリゾナ産

オブシディアン原石
重量計測不能(100ct以上)
長野県小県郡長和町和田峠産(現在採集禁止)

NN火山ガラス(詳細不明)

0.44ct
日本・八丈島産

火山ガラスである NNである というのは分かっている

Buchite(ブッカイト)もしくはTachylyte(タキライト)ではないか とのこと