アップルグリーンカルサイト・キャッツアイ

4.18ct

アフガニスタン産

 

CALCITE

カルサイト

和名:方解石
硬度:3.0 ヌープ硬度135
分類:炭酸塩鉱物
晶系/産状:六方晶系(三方晶系)/副三方偏三角面体、菱面体
化学組成:CaCO3
劈開:菱面体に完全
比重:2.69~2.82(純粋な物は2.71)
屈折率:1.648~1.740

副屈折率:0.172~0.190
蛍光:長波・短波共に有り(産地・色によって様々)、一部産地は燐光もあり
条痕:白色
主な色:無色、白色、灰色、黄、緑、青、ピンク、淡紫など様々

 

世界各地から産出され、

色も形も様々でカルサイトのみを蒐集するコレクターもいるほど多様性に富んでいる

 

もっとも有名なものはアイスランド・エスキフィヨルドのアイスランドスパーで

7m×2.5mカルサイト結晶が見つかったことがあり、

過去これは地元の人から「溶けない氷」と呼ばれていた。

またこのアイスランド産は非常に透明度の高い物が多く、

このようなカルサイトは「オプティカルカルサイト」と呼ばれ、

偏光フィルターに使われていたこともある。

 

最初に載せたアップルグリーンカルサイトは一時期ぱっと世に出たカルサイトで

その独特の色調から人気になったが最初期に採掘された物が非常に状態がよく、

その後どんどん質が落ちていった。

綺麗なものはもうないと言われている。

 

硬度3の指標鉱物

左オプティカルカルサイト

右蛍光性カルサイト(メキシコ・Nuevo Leon産)

蛍光灯下撮影

長波UV照射中蛍光

中波UV照射中蛍光

短波UV照射中蛍光

このように長波・中波・短波で違う蛍光色を示す物も存在するが、

どうやらこの蛍光性はメキシコ産に顕著に現れるらしい。(他産地未検証)

ストロンチウムカルサイト・キャッツアイ

13.97ct

メキシコ産

このキャッツアイはシャトヤンシー効果ではなく

真ん中に緑の筋があるだけでキャッツアイではない。

動かないキャッツアイということで

「ピューマアイ」などと名づけたこともあるが一般的な名称ではない為、

市場では通じない。

なおカルサイトのうちストロンチウムカルサイトは

あまり採れず珍しい部類に入る。

ストロンチウムカルサイト

0.17ct

メキシコ産

マンガンカルサイト

0.64ct

オーストラリア・Broken Hill,N,S,W産

コバルトカルサイト

0.07ct

ナミビア・ツメブ産