チェーザレ 6巻/惣領冬実 | 元漫画少女の雑記帳

チェーザレ 6巻/惣領冬実



5巻が7月に出て、早くも11月下旬に6巻が!

この順調っぷり、相変わらず緻密で美しい絵柄、

作者サイトでの作者のチェーザレおたくぶり(いい意味で)

全てにおいて読者たちを幸せにさせる本と言っても

いいんじゃないかと思う。



さて、個人的にはこの6巻の内容は6月~8月の入院中に

殆ど読んで居た為、読み返しの状態だった。


なのに続けて読むとこうも印象違うんかい!!!という感想。

毎週楽しみにするもよし、本にまとまるまで待つのもよし、

もちろんどっちともも良しです。


さて、6巻もまだチェーザレたちはピサ大学の学生です。

でもその長かった学生時代もそろそろ終わりになりそう。

チェーザレ・ボルジアは実在の人物だから、この先彼が

どんな運命をたどっていくのかは大体は分かります。

だから5巻の騎馬戦の後の空を見上げてつぶやくセリフは

後々重要?になるだろうなとは予想はついたりしますが、

個人的には創作キャラクターのアンジェロの運命がとても

気になります。


彼は6巻でかなりやばいことになりました。

やばいこととは・・・この本は743円+税と少々高いのが

難点といえば難点だけど、それだけの価値は絶対にあるから

是非読んでみて下さい。


ミゲルと

チェーザレの幼い時代のエピソードや、悪女の雰囲気が

出てきた妹のルクレツィア、ぼんくら息子の弟・ホアン、

ひとくせもふたくせもありそうな父親やその側近の描写・・・

等と見所満載です。



あとは・・・期待して読んでみてね。

きっとその期待は裏切られる事はないですよん。



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