かぶく者/たなか亜希夫 原作:デビッド・宮原 | 元漫画少女の雑記帳

かぶく者/たなか亜希夫 原作:デビッド・宮原

おそろしい子・・・!



なんとか無事退院致しました。長かったです。2カ月ちょっと・・・。

だけどまだ完全安静しろっと言われ、大好きな散歩も

ドライブも一切禁止されておる状況です。

古本屋さんももう2カ月以上行ってない・・・というか、古本屋さんに

入ろうとしたまさにその直後にアクシデント→救急車→入院と

なった次第でして、なんつーか・・・・私らしいというかなんというか。


で、病院の売店で買える本といえばせいぜい雑誌程度で、

その中から「チェーザレ」と「バガボンド」が時々掲載されるからと

モーニングという雑誌を買い続けてまして、その中で「これは」と

思った作品の単行本を本屋さんで入手しました。

新刊を普通の本屋さんで1度に何冊も何冊も買うというのは

何年ぶりなんだろう。

病院と家の近くで短時間で歩いて行ける範囲には新書店のみと

いう事ではあるけど、なんだか新鮮です。



さて、そのモーニング掲載作で気に入って既刊コミックス全三巻を

1度に手に入れたのがこれ。

タイトルや表紙絵で分かるように歌舞伎を題材とした作品です。

2巻・3巻の女形の美しさにはクラクラきます。(恋四郎という役者)


主人公は駆け出しの歌舞伎役者・新九郎。

見物(観客)をかぶかせる(心をつかむ)事に快感を感じてる。

そしてその為にはかなり無茶なこともやってしまう。

本人は良くわかってないようだけど、周りは彼を天才と称す。

そして恐ろしいと。


新九郎はかぶく為なら舞台をメチャメチャにもしてしまう。

共演者たちの事なんて全然考えず暴走する。

いいところ(梨園)のぼっちゃんをも無視させない。

衣装などをズタズタにされてもメゲずにそれを生かす。




ありりり?


おそろしい子・・・!


どこかで・・・どこか・・・で・・・・


誰かさんを思い出しませんか?w



誰かさんが主役の漫画はまた最近続きが発表された

そうですが(よーしらん)、こちらは変な宗教色もなく

恋愛要素も今の所特になく、変わった色の花を届ける謎の

ストー・・・ファンもおらず、師匠は黒尽くめの服を着ているわけ

でもなく、味のあるおじさんで、全くベツモノの作品ですし

二週間に1度という掲載も特に休まず続けられているので

安心して読めるんじゃないかなーと思います。


歌舞伎のことは良く分からない私でもこうして楽しめているし、

絵柄も結構サッパリしてて上手い。



是非1巻から読んで3巻の新九郎の「おそろしい子」ぶりを

堪能して下さい。




「かぶく者」1~3巻 4巻は年末発売予定

講談社 掲載誌:週刊モーニング



Books Ranking


20世紀~も読んだ。

感想はいつかそのうち・・・

それにしても楽天では「デトロイト・・」が

ないのがちょっと意外だった。