三毛猫ホームズ・シリーズ
この表紙の猫、パンダ猫じゃんかよ。
三毛猫ホームズのシリーズって、もう有名過ぎる位だし
赤川次郎さんの代表作と言っても過言じゃないと思う。
これを初めて読んだのは中学生位の頃に友達に借りたのが
きっかけだったんだけど、未だに続いているのは恐れ入る。
そして嬉しい。これからもライフワークとして書き続けて欲しいなと
思います。
これを読んだあと他の作品も次々に読んできたけど、なにしろ
著作が多すぎて未だに追いつけません。
赤川氏の作品は気楽に読めるし、飽きないし、面白いし
なんか突然また読み返したくなってしまう物が多くて好きです。
更にこれは漫画でも重要な事なんだけど、登場人物の
キャラクター設定がしっかりしていて更に魅力がある。
赤川さんのキャラクターってみんな魅力あるんですよね。。
その中でもやはり20年読んできて一番だと自信を持って言えるのは
「三毛猫ホームズ」の片山刑事、妹の晴美ちゃん、猫のホームズ
そして晴美に永遠級の片思い続行中の石津刑事じゃないだろうか。
特に猫のホームズのファンはとても多いと思う。
みためは普通の猫ちゃんなんだけど、考えている事は人間以上。
いざ事件となるとその本領を存分に発揮し、解決へと向かわせて
しまいます。猫ですよ。普通の。
その猫に刑事が振り回される姿を見るのも楽しみのひとつだし
謎の多い事件を猫が推理して言葉が喋れないから鳴き声や
仕草などで「ここにヒントがあるよ」と人間に教え、やはりそれに
一番敏感に気づいてくれるのが片山刑事で、その猫とヒトとの
連携プレーを見るのはとても痛快。
ミステリーを多数読んでいる方にとっては、子供向きじゃないかと
バカにするかもしれないけど、色んな本(漫画以外にもね)
読んできてそれでもこの私にとってはミステリーの原点にあたる
「三毛猫ホームズ」にまた戻ってきてしまうのは、如何に
作りが緻密で魅力の大きな作品だからじゃないかなと思う。
暫くホームズから離れていた人も、読後感のいい(これ条件!)
割合良質なミステリーを読みつつ癒したい時はこれなんか
とてもよいと思います。
小学生以上のお子さんがおられる方はさりげなく本棚に
置いておいて子供が読めるようにしててもいいかも。
ホームズは子供が読んでも安心だから。
(・・と父の棚にあった推理小説?を読んであまりもの
アダルティな内容に父を見る目が一時期変わってしまった
私が言ってみる。)
赤川氏は20代後半の頃に卒業したつもりでいたんだけど
たまたま古本屋さんで見つけて読んで再びマイブームが
1年程続いている私の戯言でした。
気づいたら「20代後半」という片山刑事の年も追い越して
しまったなあ。しみじみ。