始末人シリーズ/明智 抄 | 元漫画少女の雑記帳

始末人シリーズ/明智 抄

始末人  生さんま!

絵も独特。

話も独特。

雰囲気も独特。

全てが独特・・・・・です。

タイトルの始末人ですが、「明朗健全始末人」とか「鳥類悲願始末人」

とか、とにかく各ストーリーごとに「●●●●始末人」とつくので

始末人シリーズとしました。

いきなり冒頭で「生さんま」。

ええ。狂ったわけではありません。

作中にちゃんと出てくるのです。それは何かというと・・・

自転車の名前。

如何に独特か分かっていただけたかしら。すげえでしょ。

まだまだ色々とびっくりなキーワードがありますが、これら全て

ギャグ調で表現されているのではなく、淡々とシリアスに

語られていくのです。

例えば、美少女と根暗そうな少年の淡々とした会話。

美少女「どうして血文字のラブレターなんて書くの?」

少年「・・・・・・・・・・・趣味です。」趣味かよ。。おい。

他にも、親の遺言が「自転車のハンドルを取られてはいけない。

しかもハンドルだけならまだよしとして、決してその上ライトや

荷台までとられるようなことがあっては、そんな事は決して

ならない!!」で、自転車のハンドルとライトと荷台を盗まれて

本当に自殺してしまった男とか、白いブリーフに住所・名前・

電話番号まで記入する男とか(やっぱフエルトペンだろうか)。


と、そぉんなキテレツな世界だけど、主人公のお仕事は始末人。

つまり依頼者からお金を貰って暗殺するお仕事。
すごすぎる。

この始末人、美形だけどキティちゃんのお裁縫セットを持ち歩く

男子高校生・入野(いりや)と、長髪の何やってんのかわからない

これまた美形な高屋(たかや)の2人組と、途中からなんとダチョウ

までもが加わって、藤田まこと顔負けの暗殺技を繰り広げます。

ついでにダチョウの名前は「小鳥さん」といいます。

「小鳥」ではなく「小鳥さん」。

シリアスな登場人物たちと、ものすごく独特な設定や台詞回し。
この作者ってば天才かもしれない。

ファンも多いようです。


ついでにこれは高校生の時に読んでおりました。

最初は絵が苦手でしたが、読み出すと・・・ハマる。
きっとハマる。そして読んで・・・・笑って・・・脱力する。←褒め言葉


明朗健全始末人
著者:明智抄出版社:白泉社発行年月:1986年 03月
鳥類悲願始末人
著者:明智抄出版社:白泉社発行年月:1987年 02月

白花繚乱始未人
著者:明智抄出版社:白泉社発行年月:1988年 08月
「暗中模索始末人」 

著者:明智抄出版社:白泉社発行年月:1989年 09月
勧善掌握始末人
著者:明智抄出版社:白泉社発行年月:1991年 09月



文庫版で「明朗健全始末人」が出ましたが、

現在どこも品切れです。

ついでに別冊花とゆめに掲載されておりました。

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おお。新あすか組ってば3巻出たのか。