指輪物語 | 元漫画少女の雑記帳

指輪物語

くろお もし黒男がエロイカの世界にいたら?な話


あらすじ

少佐が追うのは旧東ドイツの悪党。彼はブラックジャックより

整形手術を受けていた。但し自慢の美声だけは残して。

そして伯爵は富豪の夫人が所有する美術品を狙う。
更に、この悪党が手術代を滞納していたので、回収に

やってきたブラックジャック。


エロイカの収穫
・美術品。

個人的に選んだ名セリフ
「ぼくの体で暴利をむさぼられてなるものか~~
」(ジェイムズ君)

【ひとこと】
「指輪物語」と聞くと、某映画を思い出してしまうんだけど

ちらの「指輪物語」は青池保子さんが描く「ブラック・ジャック」

の世界。

そもそもこれは秋田書店が企画しているもので、現在も

ヤングチャンピオンで色々な漫画家が独自のBJを描いて

いる。

青池さんのは確か第一弾だったかと。

一番最初に掲載されたのは2004年の10月に出た

ヤングチャンピオンでした。
それが先日、このような本 が出て再び読める事が出来ました。

なんとこれには青池さんのポスターもついていたりします。

元々青池さんは手塚作品・・特にBJのファンだったらしく

実はBJの文庫版に解説を書かれていたりするんだけど

自分の好きな作品というのもあってか、とても愛がこもって

いるなという印象。
黒男のがめつい部分を前面に出して描いています。

で・・・そのがめつい男に対抗するのは彼しかいない。

そう。もちろんジェイムズ君。
彼はブラックジャックに初めて会った時危機感を感じます。


「あこぎなふっかけ」(イコール「暴利をむさぼる」)

「顔までツギハギの本格派」(ツギハギは彼のトレードマーク)

「「片目隠し」(これもかな。考えたら月影先生もかあ)

ぼくより上手が出現したのか!

と(笑)
それから対抗心に燃えるあたり、流石はジェイムズ君。


考えたら・・・何かと共通点があるのかも。

もしかしてジェイムズ君のモデルって実はBJ!?!?

そしてこの「指輪物語」。

少ないページ数なのに、上手くエロイカの世界に

BJが入り込んでいてとても自然な感じです。
ただ、セリフが一箇所ちょっと違和感。

少佐「てめーは伯爵だな!(途中略)ドロボーめ!」
でもこれは初めてエロイカを知る人も沢山いるでしょうから

仕方ないし、ある意味親切だなと思いました。

で、いつもの少女漫画雑誌ではなく、青年誌なためか

ジェイムズ君もいつも以上にパワーアップしてます。


そしてその結果BJに気に入られちゃったジェイムズ君。

いつかまた続編を描いて欲しいものです。



「エロイカより愛をこめて」の歴史に行ってみる?

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