ガラスの仮面をかぶった悪女 | 元漫画少女の雑記帳

ガラスの仮面をかぶった悪女

さむい


「ガラスの仮面」には色々な男性キャラも登場する。


代表格はやっぱり紫のばらのおっさんこと速水真澄氏と

携帯男こと桜小路優でありましょうか。

その他にもゲンゾーさんや小野寺氏、里美くん、聖さんなど

実に個性的なメンバーが揃っている。


そして主人公の北島マヤと姫川亜弓。

演技の時だけは美女にも化けるけど、普段は目立たない

普通の少女という設定のマヤと、誰もが見とれる美女・亜弓。

当然?美女の亜弓の方が恋多き女性というイメージもあるけど

実際は逆。

亜弓の方はいい意味での演劇バカで、恋愛沙汰よりも

何よりも女優として大成したい。その象徴である紅天女の

役柄を昔から熱望している。

その反面マヤはというとなんだかんだいってモテる。

その上、好きな男性が出来るとぼーっとして演技にも

身が入らない。実に対照的な2人。

マヤの相手としてはやっぱり速水真澄氏が有力なんだろうけど

なにぶん本人は「おれはロリコンなのか」とうだうだしており、

更に婚約者まで決められてしまい、がんじがらめになって

遂には匂いをかいで赤面するという奇行?まで走ってしまう事に。

あ、30過ぎた男ですよう。

真澄氏は「紫のばらのひと」として、マヤに随分貢いでもいる。

ものすごいセンスのドレス、雨月会館の修復、破壊された別荘、

高校の学費、メークセットなどなど。
これはホステスが客に車を買わせただのブランド物を買わせた

だのというレベルじゃない。しかもマヤがせがんだわけでもない。

これってある意味物凄い才能じゃない?すごいぞ。マヤ。

そして速水氏と同じく奇行に走ってしまった桜小路くん。

登場してしばらくはとてもいい人だったと思う。

マヤにピアノを教えたり、マヤの変わりにアルバイトに

出てくれたり、演技の練習相手になってくれたり等。
だけどそんな「いいひと」だった彼も壊れる。

まずは「嵐が丘」の練習中に、マヤの演技に圧倒され

「ぼくはヒースクリフじゃない」と俳優にあるまじき発言をして

逃げていく。結局はマヤと付き合うのはムリだと、いかにも

大根そうな劇団員(失礼)と付き合う事になったものの

「失われた荒野」でマヤと共演する事になってから、またも

マヤ熱にかかる。更に彼にとってラッキーな事に「紅天女」

でも共演出来る事になり、彼の精神の糸はプツリと。

しかし2人の男性を奇行に走らせてもマヤは気にする

そぶりはない。もちろんその場でその怪しげな姿態を

見せるわけではないのだから気付かなくて当たり前だけど、

あれだけ気持ち悪・・・いえあからさまな態度を見せている

桜小路くんに対しても

「こいつあたしのことが好きなのかしら」と考えた事も

ない模様。

そのマヤが好きな速水氏もマヤの気持ちに気付かない

期間が長かった。

もしかしてマヤって物凄い悪女?


でもこの先某婚約者と結婚した速水氏と不倫するという

展開だけはやめて欲しいものです。

不倫は月影千草でおなかいっぱいでごんす。


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鏡よ鏡・・・!山岸さんのが文庫化されたんだと思ったらベツモノでした。