押し入れ
本のタイトルにもなった「押し入れ」という作品についてのみ
書きたいと思います。他の作品はまた後日。
ちなみに
「夜の馬」
「メディア」
「押し入れ」
「雨女」
の四作です。どれも怖いです。山岸さんお得意のジリジリした
恐怖物でございます。。
この「押し入れ」は実体験を漫画化したものです。
といっても山岸さん御自身が体験されたのではなく
某「42巻で携帯出てきて、完結するかも心配になって
あと何年白目になって待てば43巻出るのか、でもあの
42巻の話の進まなさと、40,41巻の布教漫画な展開を
考えると読むのもちょっと恐ろしくなるアノ本の作者」の
アシスタントさんにあった実話です。(なげえよ。。)
舞台は東京。
某・・以下略・・の漫画家のアシスタントをしているAさんは
OLのお姉さんと2人暮らし。
仕事柄、昼型・夜型と別れていて殆ど話をする暇もない
生活形態。
ある日Aさんが朝仕事から帰ってくると、半袖を着る
季節なのになぜかこたつ布団もかけてない剥き出しの
こたつの電気がONになっています。
姉は何やってるんだろうといぶかしながらもOFFにし
寝るAさん。
翌朝帰った時はお姉さんは出勤前で話をする機会が
あったのですが、お姉さんは
「押し入れの戸がいつも閉めるのに自然に開く」と
不思議な事を言います。
でもお姉さんがちょっと神経質なのは知っているので
ハイハイ程度に聞いているのですが・・・。
漫画の仕事が終わり、2人で夜寝ていると
真っ青になって飛び起きるお姉さん。
お姉さんが見てしまったものは!?
怖いです。
特に賃貸・中古住宅に住んでいる人間にとっては
妙にリアルです。
読んでいてゾーッとしました。
あとこの本には特典があります。
巨匠・山岸涼子さんが描いた、某年中黒装束の
ZIPPOでタバコに火をつける、何度も「うっ」と言って
倒れては不死鳥のように蘇る元女優の老女の絵が
見られます。やっぱり素敵です。
