おたんこナース/佐々木倫子
以前記事にした「動物のお医者さん」の作者・佐々木倫子さんの、これまた代表作といっても過言ではないと思う作品です。
私的な話ですが、これを読む度に思い出す人がいます。
それは例の「エロイカ」を貸してくれた友達。
考えたら「ガラスの仮面」もこの幼馴染に小学生の時に
借りたんでした。途中ハマりにハマって自力で集めましたが。
彼女の功績はある意味でかい。
本人は忘れているかもしれないけど。
その本人は看護士さんをやっていたのです。
面白い話は当然聞けませんでしたが、過酷な話・・早い話愚痴・・
は聞きました。とても大変な業務です。
そんな看護士さんを主役にした漫画です。
実はこれ少女漫画のジャンルにしていますが、掲載されたのは
なんと青年誌。
動物のお医者さん以降、確か佐々木さんは青年誌に移籍しました。
そして以前書いた通り動物主体の作品は描いていません。
だけどまた動物の~以前の作品のようにちょこまかと動物の
姿は出てくるのでちょっと嬉しい。
やっぱり上手いです。チョビに影響されてハスキーを
飼った人がちゃんと最期まで育ててくれた人ばかりなら
佐々木さんは今も楽しい動物漫画を描いていたのかもと
思うととても残念です。
話がそれました。おたんこナースの話書かねば。
主人公は似鳥さん・新米看護士さん。
動物の~の、菱沼さんとはまた別方向での変人・・かな。
と言っても菱沼さんのように特異体質というわけではないです。
看護士のお仕事を情熱的に頑張る素敵な女性です。
ただ・・・がんばり方がとんちんかんな方に行くのは
やっぱり佐々木さん上手いと思います。
動物の~以前からもいろいろな変わった主人公や
登場人物がわらわらと登場してきましたが、見事にみんな
キャラクター被っています。すごいなって感動!
個人的には似鳥さんや菱沼さん、漆原教授、ペパミント
スパイのドナルドのキャラクターがすきです。
「おたんこナース」は初期はどちらかというと笑える話が
多いです。似鳥さんが無意識で歌を歌いながら尿甕を
洗うシーンや、マナーの悪い子供に立ち向かうシーン、
ナンパ柳さんの話などたくさん笑いました。
後期はというとジーンとさせる話が多い気がします。
だけど自然に読めました。全く違和感も感じず
似鳥さん、成長してるんだなあ。これが以前の彼女なら
こうこうしていただろうなんて想像してしまいました。
あ、こちらもちゃんと完結していますので、続きを白目に
なって待つ必要はないのでご安心を。
おまけ
佐々木さんは取材に協力してくださった方や場所を
コミックスの最終ページで紹介しています。
「おたんこナース」の取材協力者にあの「吉田戦車」の
名前があるんですけど、なんでまた?
吉田さんの奥さんが看護士さんとかかな?
おたんこナース 全6巻セット(中古)1500円
おたんこナース 1巻 文庫版
おたんこナース 2巻 文庫版
おたんこナース 3巻 文庫版
おたんこナース 4巻 文庫版
おたんこナース 5巻 文庫版