ロンタイBABY/高口里純
漫画家と言われていたそうな。実際彼女の不良モノは面白い。
最近はゲイ物が多いらしくて残念ながら読んでなかったりする。
こちらも不良モノなんだけど、個人的にはこちらの方が大人向け
だと思う。なにしろ設定が1960年代。今の40代位の人が
花の盛りだった頃のお話。
「傷だらけの天使」とか「キャロル」「山口百恵」などが
流行し、不良少女たちもある意味全盛期だったかも。
そんな時代のお話。
おそらく作者もそのくらいの年齢層だと思われますが
だから余計になんとなくリアルなんだろうか?
あすか組のように突飛な設定(全中裏など)もなく
ただちょっとバイオレンスな少女たちの日常を漫画に
しています。
主人公はチャコ(久子)とマコ(間由子)で共に
女子高に通うマブダチ同士。
(昔はマブという言葉があったのだ。30代前半の私も
あまり馴染みのない言葉になってる。)
チャコのお兄さんは暴走族のアタマ、間由子の姉もまた
別の暴走族のアタマ。(アタマ=リーダー)
今はもうガキの世界は引退して普通のOLをやっており
そういう世界とは全くの無縁だったサラリーマンと
過去をひたすら隠して付き合っている。妹もマジメな子。
お互い兄・姉がその世界では有名人なので、何かと
絡まれる事も多いんだけど、喧嘩の強い二人は
立ち向かっていく。
そういう要素の中にしっかりと恋愛の要素も織り込まれていて
普通に楽しめると思います。
この作品、一度確か13巻辺りで連載がストップしました。
近年14と15が書き下ろしで発刊されたけど、またストップ
しています。続きが読みたいものです。
あの一度は完結したあすかが復活したから
こちらも期待していいのかな。
「ロンタイBABY」1~15巻
文庫版は1~8巻と「プレイバック」(番外編)
ちなみに表題の「ロンタイ」とはロングタイト(スカート)の略。
今はどんな子もひたすらスカートを短くしているけど
昭和の時代はひたすら長くしていたのです。
それが格好よかった。
風紀検査の度にスカートを安全ピンで短くしていた
時代が懐かしい。