凍りついた瞳/ささやななえ・椎名篤子
椎名篤子さんの同名の活字本も発売されています。
個人的な感想としては、漫画で絵による衝撃があり、悲惨さが
かなり伝わりました。また、漫画の方が読みやすいかもしれません。
作画を担当したささやななえさんの絵柄は、非常に飾り気も
ありません。ですから余計に辛く感じてしまうのでしょうか。
リアル・・・そう。これも実話なのです。
日本の児童相談所で実際に記録されている、子供の虐待事件。
先ほどの「親に見捨てられた子」の手記もそうですが
なぜだと色々と考えさせられてしまいます。
子供を育てること、私はまだ2年しか経験していません。
子供を育てる前はただ怒りしか感じませんでした。
でも今は少しだけ違います。
子供を育てること。
本当に大変です。誰しもが子供の発育、教育や食生活、
などに悩みを持ちます。
また今まで生活ペースはがらんと変わります。
適度にストレス解消しないと正直きついです。
私の場合、犬連れて散歩したり映画を家で見たり
漫画含む本を読んだり、こうやってパソコンしたりと
やっています。また日中は仕事をするようになり、
ちょっとだけ気持ちも変わりました。
そんなだから、母親が他に好きな男の人が出来たから
などはやっぱり理解出来ないものの、作中にあった
行き詰った母親については気持ちも少しわかります。
もちろん虐待は絶対にしてはいけないこと。
そうなってしまう前に児童相談所や病院等で相談したり
仕事をしていなければ月に一度でもいいから、保育園の
一時保育等で子供をちょっと見てもらって、気分転換
することも虐待しないためにも大切な事なんじゃない
かなと思います。
この本は、もしそのストレスが子供に向けられたら?
それで子供を傷つける言動を起こしてしまったら?
虐待された子供たちはだんだんと目つきが変わると
この本で知りました。無表情になってしまい
タイトルにある「凍りついた瞳(め)」と化すのです。
子供たちはそれでも親を求める姿も描写されています。
周りの
「あなたをこんな状態にした人なのに」
は、子供には通用しません。
どんな目に合わされても親が一番なのです。
その姿はただ切ないと表現出来ません。
それ以上の複雑な沢山の気持ちが交差します。
虐待がなくなるにはどうしたらいいんだろう。
もちろん子供も動物もです。
凍りついた瞳(め) ささやななえ・椎名篤子
続 凍りついた瞳 ささやななえ・椎名篤子
新 凍りついた瞳 ささやななえ・椎名篤子
凍りついた瞳が見つめるもの~被虐待児からのメッセージ
椎名篤子