エロイカより愛をこめて/青池保子 | 元漫画少女の雑記帳

エロイカより愛をこめて/青池保子














 はじめましてがいきなりコレでした


いよいよ来週「エロイカより愛をこめて」の新刊 が出ます。
更に翌日はマガジンハウスから関連本 が出ます。
てなわけで、2月は作者である青池保子さんにしっかり暴利を
むさぼっていただきたいと思ってます。

前巻は去年の春だったので、まずまずのペースかなと。
なにしろ小学生の頃から読んでいる某演劇漫画に比べたら
年一回は新巻が読めるのっていいなと思う今日この頃。

大まかなストーリーは英国貴族でありながら「エロイカ」と名乗る
華麗な名泥棒ドリアン・レッド・グローリア伯爵と、旧西ドイツの
NATOの情報部少佐のエーベルバッハ少佐の世界を股にかけた
壮大なストーリー。
最初はこの伯爵が主人公でしたが、いつのまにか少佐の方がその座に
つき、それでも大人気という珍しい?作品です。

NATOの情報部員が主役とあって、世界各地の色々な組織の情報部員も
登場します。
例えば洋画でお馴染みのアメリカのCIAとか旧ソ連のKGB、
イギリスのSIS、などなど。
ちなみに作者はアメリカに対してはイマイチだと思ってるのか
知らないけど、CIAはあまり出てこないし、出てきてもパッとしません。
そして敵役で描かれたソ連のKGB(カーゲーベー)はというと
悪役なのにユニークだったりダンディだったり。
少佐とのからみは見物です。

このKGBはソ連が崩壊してからは、今まで敵対関係だったNATOと
今度は何かと協力関係に変化します。(20巻~)
しかし今まで世界を股にかけていがみ合ってきた同士、そう上手くも
いきません。またそれが面白いです。
そんなスパイ達の中に伯爵がこれまた面白おかしく絡み合って
絶妙のハーモニーをかもし出すんです。

この作品は男性にもファンが多いそうです。
その理由のひとつに世界の軍事関係、世界情勢なども
作者である青池保子さんは良く勉強されており、その部分が
特に良いとか。戦車や銃、軍服などもきちんと資料を見て
描いてあるんだそうです。立派だ。。

そういう緊迫したエージェントたちですが、中には登場しただけで
噴出してしまうキャラクターもいます。
その名は英国のSISのエージェント、チャールズ・ロレンス。
ついでに私は彼が一番好きです。くすくすっ。
その次に伯爵の部下であり、有能な計理士でもあるジェイムズ君も
案外お気に入り・・・・・かもしれない。
リアルでこんな人が身近にいたら嫌ですが。(笑)

エロイカより愛をこめて(30) エロイカより愛をこめて(第29巻) ( 著者: 青池保子 | 出版社: 秋田書店 ) エロイカより愛をこめて(28)