北島春さんの気持ち、今はわかるようになったかも。
昨日今日とガラカメばっかりですね。すみません。
ガラカメは考えたら小学生の頃から読んでいました。
連載開始当時5歳だったので、小学生の時は既に話もかなり
進んでいたと思います。当時は今みたいな事はなかったし。
そして現在もまだ読んでる。凄いことかもしれない。
で、感じ方も子供の頃とは変わってきたなと思ったのです。
子供の頃は春さんはただのウルサイ親としか思わなかった。
ただし最期のシーンだけは泣けたけど。
でも自分も年食って更に子供まで作っちまったせいか
今はなんか最初から春さんが気になる。
さっきの異性運の所に書いてしまったけど、春さんって
「ろくでなし」な男と結婚してしまい、子供も産んでから
その旦那は死ぬ。それで母1人娘1人に。
今なら母子家庭の福祉もある程度はきちっとしている。
(と、思う。)
だけどここらへんは70年代だと思う事にして、当時は
そういう福祉もちゃんとしてなかったのか、仕事はあっても
ラーメン屋さんの住み込み。
かなり気も使ったと思います。
しかも娘はというとしっかりして欲しいのに成績も悪いし
ドジだし、つい自分も日常のストレスもあるからか
イライラしっぱなし。
娘が店で失敗したら、母親としてかばいたいけど
店を追い出されたら家までなくなるので一緒に
怒るしかない。2人で暮らせないから住み込みなんだし。
更に娘はいきなり女優になりたいと抜かす。
これは一般の家庭の親でも「はぁ?」と呆れるだろう。
娘はまだ中学生。せめて高校位は出してやりたいと
親なら思うんじゃないかと。
当然反対したら、娘は家出してしまう。
まだ13歳の娘。心配でたまらなかったろうに。
しかも母1人子1人なのにね。
それでもやっとこさ見付け出して連れて帰ろうとしたら
黒装束のばあさんから追い払われる。
だけど「はいそうですか」と帰るわけにもいかない。
娘が大切だし、やっぱり真っ当な道に進んで欲しいから
と引き下がらないが結局追い払われる。
帰り道はどれだけミジメだっただろう。
女優になりたいって言って100%なれるわけでもないのにね。
もしそんなので女優になれなかったら一生苦労するのは
娘なのに。それに家出されて一度も本人と話も出来ないと
いうのはあんまりじゃない?
月影先生は親がいなかったからそういうのもわからないのかも。
あれは今読むとあんまりだと思うよ。
しかもせめてもと娘に送った荷物も焼き捨てられるし。
それでも生きて行くためにはラーメン屋で頑張るしかないから
必死で働いていたら結核に感染。
それがばれてしまい当然クビ。病院送りにしてくれたのは
万福軒のせめてもの好意とは思うけど。
そんな時初めて消息の分からなくなった娘の姿を雑誌で
見る事が出来てどんなに嬉しかっただろう。
こんなことなら「頑張っておいで」と明るく送り出してやれば
良かっただろうと思ったかもしれない。
だけどあの当時は自分にも余裕がなかったし、娘の話を
ちゃんと聞かず押し付けた事を後悔したかも。
それでも不幸は終わらない。
結核の上に失明までする。
入院先では暴利をむさぼろう(ちょっと違うか。)と野心に燃えた
バカ社長の陰謀により、それ以降の娘の状況もわからなく
なってしまい、遂に盲目の身で脱走。
ただひたすら娘に会いたい一心で。
運良くトラックのヒッチハイクに成功した上、ドライバーから
娘のファンだと聞かされてどれだけ嬉しかっただろう。
なのにその至福の後に事故。しかも轢き逃げ。
それでも映画館に入り、娘の声を聞きながら死亡・・。
春さんは娘に会えたら何て声をかけたかったんだろう。
「良く頑張ったんだね。」?
「ずっとごめんねと言いたかった。」?
「お前を忘れた事はなかったからね。」?
そんなものよりもっと深かったかも。
春さんに関しては流石につっこむ気にもなれないです。
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