つれづれ読書俱楽部 -4ページ目

つれづれ読書俱楽部

小説や漫画、人気のあるものから無いものまで、色々な物語や本を紹介するブログです。
楽しんでもらえると、幸いです。

【あらすじ】

ここは高級うなぎ屋、二人の男がうなぎを食べていた。

梶尾隆也の妻・雪枝は半年前、路上で強盗にあい〇された。

そのことで梶尾は体調をくずしてしまう。

最近は体調がよくなり、仕切りなおすため、十条良太郎を誘いうなぎ屋にきたのだった。

二人はうなぎを食べながら、あることが気になっていた。

それはこの店に場違いともいえる女性(少女?)がいて、

しかも、特上うな重を注文し、食べているということだった。

値段もそうだが、気軽に入るのは二の足を踏むような高級店で、

女性が一人で来ていることが、あまりにも異質に感じたのだ。

十条は、うなぎから連想し色々と分析をやり始めた。

うなぎ屋でこのような女性に会ったのは「吉兆」か「凶兆」か。

うなぎは「虚空蔵菩薩」の使いとされる。

虚空蔵菩薩は右手に知恵を意味する宝剣を持っている。

ここのうなぎ屋は切腹を意味する、腹から開いている。

十条が下した決論は、虚空蔵菩薩が、知恵の宝剣で罪人をとらえ、

切腹に追い込むという暗示だというものだった。

言い終わった後、十条はおもむろに梶尾にいうのであった。

「奥さんを、雪枝さんを〇したな?」と。

【解説】

虚構推理 7巻に掲載されている作品で、うなぎ屋にいた女性は、もちろん岩永琴子です。

うなぎから連想し、十条は梶尾を、奥さんを〇した犯人と断罪しました。

私はD坂で、明智小五郎が犯人と指摘された場面を思い出してしまいました。

しかし、これは「虚構推理」です、このままで終わるわけがありません。

ここから話は二転三転し、思ってもいなかった真実が明かされるのです。

結末は、ぜひご自分で読んで、ご確認ください。