【あらすじ】
四月一日の午後十一時、インターホンが鳴った。
女は玄関に向かい、重いドアを開ける。
玄関の灯りの下に、三人の男が立っていた。
この三人の男と一年間、ニセ鈴木家として暮らすことになるのだ。
四人の男女は巨額の借金があった、しかし、この豪邸で一年間家族を装うことで借金をチャラにすると、
スキンヘッドの男から提案される。
うさん臭さが満載だが、選択肢がない四人はその提案を承知した。
まったく顔が似ていないことや、実年齢と設定年齢がかけ離れているなど、色々と問題があったが、
なんとか互いの名前決め、どうにかニセ家族としての生活が始まった。
家族を演じて三ヵ月、当初に心配してたトラブルもなく、穏やかな日々が続いていた。
女は料理が得意で、三人の男は体調がすこぶるよくなり、隣の二階堂家の家族ともいい意味での交流があった。
はたから見れば本当の家族のように見えた。
「家族ごっこ」にもなれてきた頃、女がスキンヘッドから呼び出され、四人が家族として暮らす目的が明かされた。
スキンヘッドの指示は、「隣の二階堂家の奥さん寝取る」こと、しかもその現場の写真や動画を撮れというものだった。
失敗したら命はない、そこで女の気持ちは女のほうがよく分かると、女の指揮のもの作戦を練る四人。
まずは情報集めのため三ヵ月を費やし、自然な流れで親しくなろうとするニセ鈴木家だったが・・・。
【感想】
読みやすくページ数も少ないので一気読みができる作品です。
どんでん返し系のお話ですが、一筋縄ではいきません。
なんとなく先の展開がよめてはきますが、さらにひっくり返されます。
随所にヒントがありますので、謎解きに自信がある方はぜひ挑戦してみてください。
