『皮膚 0番目の脳』が面白かった話(2) 区別
前回の続きです。
ヒューマニエンス『皮膚 0番目の脳』の番組中で、
皮膚は脳が気づいていない情報を受け取り、
独自の知能(知恵)を持っている。
と説明されていました。
そして、わたしが筋反射でサプリメントを読んだときも、
脳はサプリメントは身体にいい
と思っていたのに、
皮膚(筋反射は)サプリメントは身体によくない
という答えを出しました。
たしかに皮膚は独自の知能(知恵)を持っているのかもしれません。
それでは、
そもそも人間は脳と皮膚のどちらを先に
使い始めたのでしょうか?
その問いに答える実験があります。
胎児の脳についての研究を行っている
京都大学 大学院教育学研究科 教授
明和政子さんです。
彼女によると、胎児は子宮の中にいる時に
自分の身体が子宮の壁に触れた時の感覚と、
自分の身体を触って感じる感覚はぜんぜん違うもの。
要するに、
自己と他者の区別
を始めているというわけです。
皮膚感覚というのは自己と他者をわける感覚であり、
胎児は子宮内にいる段階ですでに自我の基礎にあたる意識を
獲得していたのですね。
これは驚きでした。

