「反射」を「想い」に変える時 「執着」が生まれる
「筋道」の創造を手離し 「構造」の創造を成す
「二元構造の自我の意識場」を使っていると、
「わたしの要素」を「肯定・否定」に振り分け、
「否定側」を「あってはならないもの」として
「隠蔽」して、「わたしではないと盲目」にするので
『鏡の法則』の「反射」が強くなります。
なぜなら、目の前の現実側の『鏡』達は、
「観えていない事＝隠蔽している事＝盲目」を
「反射」として映し返してくるからです。すると、
「あってはならない世界」が目の前に現れるので
当然、「嫌悪・怒り」等々の感情を投影します。
しかし「強烈な否定世界」が出現すればする程
「わたし」が「強烈に肯定される世界」を
体験する事が出来る為、「優越・最高位」に
浸りたい御自我様は、「否定」を好みます。
「いや、否定なんて好きじゃない」と思いますが、
否定感情の全ては、「わたしを正」にする為の
必須アイテムのようなものです。
つまり、「わたし以外の世界」に嫌悪を抱く程、
「二元構造」の仕組み上、肯定側にある
「わたし」という存在が、愛される存在となる。
よって「わたし最高位」な世界を確立するには、
「否定」という世界は何よりも大切であるし、
「否定・肯定」のようなコントラストを創る
「二元構造の意識場」も必須となるのです。
意識のフォーカスは「興」に向かいます。
「強烈な肯定体験」を欲する御自我様は、
その世界のなくてはならない「否定」に「興」を
強く抱くので、いつも現実にそれを発見する。
この「投影」幻想を解脱するには、それを叶える
「構造・仕組み」の壊し、新しきを構造を創る事。
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「体験世界」が変わります。「否定がある」と
認識すれば、「わたし最高位」を体験する
コントラスト幻想世界」が創造されるし、
「強烈な否定感情」を、「強烈な反射光」として
「創造構造」に沿って認識できれば、
わたし達が、夏の強烈な日差しから逃れる時、
太陽に向かって「照らさないでよ」と云わず、
「わたし」が場所を変えるように、眩しく
「反射しない位置」へ動かそうとします。
「強烈な反射」を創っている「意識の在り方」
(わたしの位置)を変えれば、あっという間に
「強烈な反射＝否定世界」は終わるのです。
御自我様は「太陽側＝否定側＝現実側」の
「在り方」へ物申しますが、これをすればする程
「強烈な否定世界が強化」され、
「わたし最高位」の肯定世界は強くなる一方で、
「二元構造」を創る柱を補強する事になる為、
ますます「コントラスト幻想」に嵌る事になります。
やがて「コントラスト」にしか「わたしの世界」、
つまり「存在肯定」を観い出せなくなると、
「否定」がないと生きていけない人になり、
日常に「問題ごと」が多くなります。厳密には
「色んな否定をフォーカスしまくる」ようになる。
「問題」が起こると「大変よ～。もう忙しくって」と
言いながら、どこか活き活きし始めたり、
自分ごとだけでは間に合わなくなると、他者の
「困りごと」まで使って、「あなたは悪くないわ」と
やり始めて、一見すると「他人のことばかりに
いつも一生懸命に奔走している」ようでいて、
実は「問題＝否定的世界」に依存しなければ
「肯定世界＝わたしの存在」を創れないだけで
ガッツリ「我がの為」の奔走だったりするのです。
この状態になってしまうと、「わたし最高位」の
クイーンとか、キング状態になっている上に、
「二元構造の意識場」＝「わたし」みたいに
「コントラスト」が「酸素」レベルで必要な
存在になってしまっているので、その構造から
「解脱」する方向を、猛烈に「拒絶」し、
「やろうとしても、絶対しない」状態になる。
いわゆる、強烈に「我が強い」状態です。
「承認欲がコントラストで満たされなければ、
生きていけなくなった」状態が、無価値ドラマ
劣等ドラマです。幻想病の末期症状から、
回復へ向かわせるには、糖尿病の糖レベルで
「因り」となる「ドラマ」をカットしていきます。
「ドラマ」を崩壊する為には、コントラスト要素を
フォーカスする意識の解除が必要です。
フォーカスを解除するには、「別のフォーカス先」を
創造する必要があります。なのでフォーカス先を、
「構造」に置きます。例えば、「否定感情」という
「コントラスト」サインをキャッチしたら、感情を
捉えるのではなく、「反射が起こっているな」と
症状を観るように、構造を捉えます。
それは「お腹が痛い～」と体験するのではなく、
「腹痛があるんですね」と、医師の観点を
使うようなイメージになります。
「否定項目」をフォーカスすることによって、
「投影」が起こりますので、「二元構造」という
創造の仕組みを観る位置へ「観点を俯瞰」させ
「反射が起こっている」と認識します。そして、
「反射を消す」方向へ「意識の在り方」を
調えていきます。『鏡』の「反射」は、
「わたしのものなのに、わたしのではありません」と
「誤認」しているから起こっています。
しかし、すぐには「わたしのもの」と認識を
変えられないので「あ、これわたしのなんですね」
と、「とりあえず」受け取るようにします。
「本当に、わたしのものですか？」と、
「ちゃんと、そうだとわかってから受け容れる」
みたいなことをするから嵌るのです。
「幻想」はコントラストを観た「瞬」間始まります。
「本当に？」とかやっていると、「我の強烈」な
御自我様には命取りになりますから、即刻
「わたしのものなのですね。ありがとうございます。
創造を「最優先」にして、理解を「後回し」に
していきます。なぜならば、嵌っている限り、
何もはじまらないからです。まずはこれに徹する。
「コントラスト」に投影した「想い」を味わうと、
例えば「わたしは愛されていたんだ」的な、
無価値を反転させるドラマなどに嵌ります。
その「優越」の極み体験を堪能すると、その
「無価値を反転させるコントラスト物語の中」に
「わたしの存在」を配置してしまう為、
二元構造の体験世界に「執着」が生まれます。
建造物が「設計」によって出来ているように、
世界は「創造構造」によって出来ているのです。
「どんな構造を使い、何をどう組み立てるか」
という「認識」が世界を世界としているのです。
「わたし」の存在を「世界の中」に置くと、
「物語の住人」になります。「世界を創る人」
即ち「創造者」の位置に「わたし」を置くのです。
その為には、「幻想」からの解脱が必須だし
「二元構造」を壊す事が必須。その意に基づき
「反応」を、「反射していますね」と捉えて、
観点を構造に還し、「わたしのだったんですね」と
『鏡』に映っているものをお受け取りさせて頂く、
「二元構造の仕組みを使わない」方向へ、まず
行動グラウンディングを成す継続を創造します。
「反応へ流れない・嵌らない」観点を立てて―。
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