全ての世界の周波数帯域を流れるように

無限に 自由に 「意識の観点」を変える

「事実」という言葉。これも観点の異なりで、
様々な意識次元の世界を創造します。
例えば、「事実として、その話を聴いた時
自分の行いをとても後悔した」という言葉と、
「事実として、彼は来なかった」という言葉は、
どちらも「実際に起こった事」ではありますが、
「観ている世界」=意識の観点が違います。

前者の「後悔した事実」は、「わたしだけ」に
起こった事なので「自我意識世界」の事実、
後者の「彼が来なかった事実」は、その「場」に
居合わせた他者達も知る「共通の事実」で、
3次元の「物質世界」の事実です。つまり、
「何を事実とするか」を観れば、今この瞬間
認識に使っている「意識次元」がわかる。

「意識の観点」は常に変動します。しかし、

「言葉は一律」です。なので「話」を聴く時は、

変動する意識帯域へチャネルを調律しながら

「言葉」を聴く必要がある。つまり「傾聴」とは

「対象者の意識の観点を追う」創造なのです。

 

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~★ありえないを超えてゆく★~
 
ある「強い感情」を体感している人にとっては
「感情は幻想」という言葉は、まったくもって
事実ではないと感じるものです。わたしの中で
「事実、確かに感じる情動があるのに」と。

「幻想」という言葉を聴いて、強く反応し
「わたしの感情体験は幻想(嘘)などではない」
等々のように「否定」したくなる時は、
「わたしと相手」の意識チャネルが違います。
「会話をする」「話を聴く」などを創造する時は
常に対象者と「意識の観点」を合わせます。

「感情は幻想」=「わたしの感情の否定」と
「解釈」していることから、「わたし」の観点は
「自我意識の世界」にある事が観てとれます。
そこは「わたし絶対君主」の御自我チャネル。
このチャネルの特徴は、御自我が云うならば
「黒も白になる」ような御自我スタンダード。

しかし我々が「協働共存している創造場」は、
「物質世界」ですから、御自我チャネルでは
意思疎通が出来ない為、他と関わる時は
「物質世界の観点」を使うのが基本です。

その観点へ「意識の観点を合わせる」為には
「共通事実」と、「自我の意識場」が創る
「投影的思考・感情」をまず剥離してから、
その世界をどう創っているかを観ていきます。

最初に相手が「感情は幻想と云った」という
「共通事実」を軸に据えます。加えて、
「幻想だから、体感などは起きない」とも、
「幻想だから、あなたの感情は嘘だ」とも、
「相手は云っていない事実」と、自分自身が
「云われていない事を、云われたかのように
反応している事実」を観ます。

すると「事実として存在しない事」=「自我が
解釈したストーリー」を軸にして創造された
「否定的感情」は、「(事実が)ない世界」に
創り出した「(空想の事実が)ある世界」への
投影反応=「幻想」だと観えてきます。

こうして「共通事実」を軸に、自我意識から
「物質界の観点へ立ち戻る」よう鍛錬すると
「感情という幻想の荒波」を超える程度なら
軽々と出来るようになっていきます。また逆に
相手が「自我意識の観点」に嵌っている時は
「共通事実」を示す事で、「近しい観点」で
コミュニケーションを取りやすくなるのです。

「話を聴く」時も、「話しをする」時も、

「意識の観点」を一致させるように調えると

スムーズな創造になります。例えば、相手が

「これ、まだやってないんですね?」と問うた時

「今からやろうと思っています」等々のように

「YES/NO」以外で答える時は、「観点」が

不一致です。相手は「物質世界の観点」を、

自分は「自我世界の観点」を使っている。

自我世界で「今やろうと思っている事実」は

物質界の「今この瞬間、していない共通事実」と

無関係です。しかし「言葉は一律」ですから

何となく「意味は通じてしまう」為、上記程度の
 
答え方程度では誰も指摘してくれず、自分が

「幻想に生きている自覚」が芽生えにくい。

こうした「何気ない瞬間に流され続けている」

数多の「御自我チャネル」な観点を「観察」で

「一つ一つ丁寧」に救い上げるように捉えて、

「物質界の観点」へ調えていきます。すると

段々と「意識」が濃やかな振動になり、

具現化創造の「飛躍」へと繋がるのです。

「小さなこと・小さな反応・無意識的反応」にも

濃やかに気づける「観察力の向上」へ挑んで―。
 

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