目の前に続く「道」の先に「到達」が存在する
未知の概念に基づく「プロセス」の具現化へ
何かを依頼されたり、何かを始める時に、
二元思考は、「出来るか」「出来ないか」を
真っ先に捉えます。それは「出来ないならば、
やっても意味がない」という獲得観点。
これでは「未知の体験」が殆ど積めません。
ここで「いや、わたしは何でもやってみる」と
思う自我もいます。しかし「出来る」に執着し
「ほら、出来た」等々のように、形状として
「出来ている」を獲得する事に囚われると
「プロセスの本質」を見失い「獲得」という
「いつも通りの体験」を繰り返します。
つまり「確実に獲得出来る体験しかしない」
という選択も、「形を獲得する」選択も、
どちらも「既知の獲得体験」だということ。
「何を獲得するか」がどれだけ変化しても
「果」への執着が抜けない限りは、
それは決して「未知」に成り得ないのです。
「新しい意識の観点」で「新しいエネルギー」を
使って、「未知の体験ルート」を開拓する。
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言葉を聴くと、「獲得・喪失」の概念から
「我(われ)得な何かを得る」イメージを持ちます。
ですので「獲得観点」という言葉のイメージは
「思い通りの果を得る」にあったりする。
しかし「意識概念の観点」が変わると、
認識する世界観は、ガラっと変化します。
例えば「〇の資格の取得を目指す」時、
スタート地点を「ゼロ」として、
試験の結果発表を「到達点」とすると、
「取得した」か「取得しなかった」か、
いずれかの具現化を「獲得」する事になる。
しかもゼロ地点から何一つ「喪失」せずに。
しかし物質的概念の二元意識の観点では、
「〇の資格の取得する果」へ至らなかった場合
「時間やお金や労力の喪失になった」と思う。
「時間」は認識共有に使う目安軸であり、
「労力」は体験というプロセスであり、
「お金」は体験に際して要した費用です。
わたし達が「食事をする」創造に対して
「お金」を使って買い物をしたり、
「ランチタイム」などの時間を使って、
「料理し・咀嚼し・消化する」労力を使い、
「希求を具現化する」ように、全ては
つまり「時間・お金・労力」というのは
具現化「プロセスの獲得」に消費する項目で、
「取得しなかった」「口に合わなかった」
「取得する」「口に合う」いずれの「果」へ
向かうプロセスでも、同じ「分」要します。
自我は「取得しない」「口に合わない」
=「思い通りにならなかった」場合、
その「プロセスで消費した項目」は全て
無駄になる=ただ喪失しただけになる、
という観点を使いますが、
実際は、全項目は決定した創造への
「食事をする前の状態」の「ゼロ」位置から
「知識を得る」「勉強する」「取得ならず」
「お腹が一杯になる」「味わい」等々、
「獲得⇔喪失」をスライドする、お馴染みの
獲得観点幻想=「既知」の体験を停止するには、
具現化創造を、「出来た」「取得する」等々
「自我の思い通りの果だけを受容する」という
「到達点を選択する=二元を選択する」
全創造は「プロセス」ルートに存在し続けます。
どれだけ「体験」を重ねても、それが全く同じ
二元の「表裏」を行き来するスライド構造では
「新しいタイムライン」ルートを創れません。
「果」ではなく、「新しい観点を使う体験」を
積層する「プロセス」を創造するのです。
例えば、これまで全ての現実の到来を
「わたしのやりやすいように」「マイペースに」
置き換えて、計画し直していたならば、
「わたしが思う通りではなく、到来のままに
すべて受容して進める」という「未知」の
プロセスを具現化すると、新しいタイムラインの
「道」が出現し、到達点が「無限化」します。
「思い通りの果を得る為にどうするか」ではなく
いかに「未知のプロセス=課題」を具現化し、
新しいタイムライン分岐を開拓するかが肝で、
それが「世界線」の変更へ繋がるのです。
「果」は、何でもいいのです。それは単なる
物質界の景色に過ぎません。そこではなく
どれだけ多くの「未知プロセス=課題」を
具現化し、超えてゆくか。目先の感情や
景色に惑わされず、必要な一歩を踏み出して―。
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