「見たい角度を決めている」世界観を
そうじゃない角度に何とかしたくて
例え神レベルの賢者に、何を依頼しても
その意識を変更する事は不可能です。
内的な世界観や内的な宇宙の
創造主はスピリット自身です。
この事は誰にも変更する事が出来ません。
自分が「これを真実として生きる」と
強く掴んだり、或いは、
決めている世界観があるならば、
それ以上も以下もなく、
それを具現化創造していく事になります。
それは「証明」の為ではなく
「個々の創造」としての選択です。
その世界を成したからといって
個スピリットの世界観が普遍的に
「正しい」「真実」という事とは
全く関係ないということです。
その自分が生きる世界に対して、
「疑問を呈する世界観」があるのは
陰陽一対の法則として当然な事なので、
その「疑問を呈する世界観」を打ち消して、
「自分が真実と感じる世界観の方が」
より真実であると、思わせたり、
云わせようとする事はコントロールですし、
また「自分が真実と感じる世界観も」
「まぎれもない真実なんだ」と
「認めさせたい」「承認されたい」という
欲求や意図があるとすれば、
そもそも創造主は各々が、
各々の真実の創造を体験する中で
「霊性進化」へ向かっているので、
そんな事は最初から「当然」の事なので
不要な感覚です。
人間意識は循環の法則で、還ってきた現実が
「好ましくない」ものである事は
「嫌だ」「全部好ましくあってほしい」
という事にばかり囚われて、
「この道でいいのか」「この選択でいいのか」
「これは間違っていない」
「こうやっても出来るはず」等々、
常に「結果」として「嫌な思いをしないか」
「何もかもを失わないか」ばかりに
フォーカスをする世界観です。
この世界観を手放さない限りは、
この世界観を創造し続けます。
つまりずっと同じ「迷い」の世界観、
「迷いへ到達する現実創造」を
景色を変えて、状況を変えても、
ぐるぐると循環創造するということ。
「迷い」「停滞」からの解脱は最初に訪れ、
とても難関の一つですが、ここの突破は
覚醒的な「霊性進化」へ目覚めていく
大きな大きなキーポイントです。
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『魂の羅針盤・起』
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あなたの中にある
「この世界観しか見たくない」
という意識が存在しているとして、
そしてそれが例えば「りんご味」
という世界観だとします。
でも「バナナ味」も欲しいとします。
世界観は一つなので、同時にとなると
「ミックスジュース」という
りんごとバナナの要素の配分を調整して
どちらも入っている新しい世界観を
具現化する創造の選択が出てきます。
これであれば、コップという容器を
大きくすればミックスジュースの分量も
その分注げるので、それぞれの配分を
多くして、更なる融合拡大も可能です。
しかし「りんご」と「バナナ」という
確固たる二つの世界観を、
今のままの状態で、変わらず、
「どちらも同じだけ」「同じ分量」
ということになると、
固形の「ザ・りんご」の世界観か
固形の「ザ・バナナ」の世界観の
どちらかを一つづつ、
味わうということになります。
なので「りんご」の世界観を
「二度といらない」と思う程に
堪能しきってから、
「バナナ」の世界観へ移行するなど、
どちらかを選択するという世界になり、
そうすると「バナナ」に飽きたら、
今度は「りんご」へまた移行する、
という行動を繰り返す事になります。
「味」で例えると、凄く柔らかく
聴こえてくるかと思うのですが、
「りんご」と「バナナ」を、
「光と闇」「白と黒」等々の
「コントラスト世界」へ置き換えると、
状況がわかりやすくなります。
もし「光100」「闇０」という設定を
自らにしていると「～してはならない」
「～という事を考えてはいけない」
「～など思うのは許されない」
「～という風にふるまうべきだ」
「～のように思われたい」等々の、
物語で設定されている自我像の
「正しさ」「正義」の設定を
貫くということになります。
そうすると「光100」から「闇100」へと
移行するというのも、なかなかに大変だ、
という感覚があるはずです。
これまで「光100」で貫いてきた
「正義」のような軸を、一気に破壊して
「闇100」の真逆へ転じられるのか？
というと、現実的にどうでしょうか。
「闇」としていた世界の主人公へ
移行したとしても、周囲は変わらないので
当然に「色々な周波数が炙り出る事」が
現実に起こってくることになります。
白から黒へ一気に変化するというのは、
相当な胆力の持ち主でないならば、
「転生」というルートの中で
行っていくことが多いものです。
ならば「解脱」とは何かというと、
「霊性進化」なので「進化」とは
「緩やかに」「分」に応じて「最善最良」に
進んでいく道筋の上に創造されます。
なので、今この瞬間が、
「光100」「闇０」だとすれば、
「光８０」「闇２０」の世界観へ
まずは移行することになります。
自らの中で「ねばらない」という
制限の中で「正しくあろう」として
打ち消してきた、そんなものは無いとして
目を逸らしてきた「闇の感覚」を、
「２０」という「分」だけ、
まず認識するプロセスに入ります。
「なんで自分ばっかり我慢しなければ
いけないのかと、いつも思っていた」
「なんで、皆はこんな事すら
わからないのかと腹が立っていた」
「いつも、ずっと苦しかった」等々、
明るくあらねば、こうあらねば、
という人物像の陰に隠していた感覚を
「明るみに出して認めていく」
という作業になります。
「光100」で生きているならば、
「闇20」でも認めるまでに
相当な胆力と時間を要するものです。
何度も否定したくなるし、
「認識」の位置まで全然来ていないのに
「もう、わかっているからいいでしょ」
「わかったから、つきつけないで」
という感覚に苛まれるものです。
しかし「真意でわかっている」状態は
「どこから、どう突きつけられても」
「どこから、何度つきつけられても」
ケロッとして、舌でも出しながら、
「そうなんだよね～」
「まったくもって、そのとーり」と、
笑っていられるような感覚です。
こうして「何のザワつき」もなく
かなり高い位置から、子供の悪戯を
眺めているような気分で笑えるような
「平穏」になると、次なるプロセス、
「光70」「闇30」という位置まで、
「認識」「解除」「解脱」「設定」
「行動」「融合」「受容」を
進化させていく創造へ移行します。
つまり「一気に」「一度に」の創造は、
「霊性進化」には最もそぐわないのです。
なぜならば、その創造方式自体が、
「3次元式」だからです。
世界を見渡せば「無理やり」「一気に」
創造したたくさんの「便利」や
自然と分離して「人間を優位にした」
世界観が溢れていますが、
そうした「歪み」は、真っ直ぐと、
わたし達の現実へまさに今、
還ってきている世界に生きています。
その事に真意で気づいているならば、
「集合意識の総意」の一部を担っている
「個スピリットの意識体」の創造主として
創造の方向性は自ずと決まっていきます。
自らがどこに在り、どういう存在なのか、
その認識を見失ってしまう体験を経ても
わたし達が何も「學ぶ」ことなく
何一つ「気づく」こともなく、
それが「総意」となるのであれば、
個々がどうあろうとも、惑星地球に
所属している限りは「総意」として
放っているエネルギーが
還ってくることになります。
それは、惑星地球を選択し、
降り立っているスピリットとして
宿命的な覚悟として受容が必須であり、
それを受け入れたからこそ、
今、ここに存在しているのです。
しかしフォーカスは「総意」ではなく、
自らの分である「個スピリット」です。
「総意」などは「宇宙摂理」レベルであり、
そこへ思いを馳せたところで、
何をどうすることも出来ないのです。
だから自分自身の「分」だけを、
「無理なく」「分に沿って」
「霊性進化」へ創造していく事が大切なのです。
「早く」「早急に」「一気に」という
人間意識の世界にしか馴染まない創造は、
潔く解除し、完全に手放してしまう事で、
世界は途端に「楽」になります。
「頑張らない」ので「無理」がなくなるのです。
「無理して何かになろうとする」のではなく
「全然人間な自分」「全然わがままな自分」
「全然一歩も進んでいなかった自分」
「全然周囲を振り回し続けている自分」
「全然、自分のことしか考えていない自分」
「全然迷い続けている自分」等々を
まず「完全に認める」創造へ向かうだけでも、
「霊性進化」への一歩に繋がります。
覚醒的に生きる前の自分を振り返っても、
人間は「相当に自分勝手」な生き物です。
しんどい、嫌だと、勝手に決めた世界を
自分勝手に終わらせてリセットする度に、
わたしのやらなかった「分」を
担ってくれてきた方々の寛大さと霊性に、
たくさん支えられてきて、今があります。
無価値感の傲慢から大口叩いては、
出来る出来ると安請け合いして、
結果的に出来ず期待を大きく裏切ったり、
やるといってはやらないまま放り出したり、
人の感情にも、スピリットにも、
配慮や敬意など欠片もなく、
そんな自分を直視する事が苦しいと逃げ、
謝る事すら出来ないまま、
3次元的に色々とやり散らかし
誠実さの欠片もなかったわたしを
「いいよ」と、黙って後の処理を
引き受け尽力してくれた方々、
迷惑を許可し続けてくれた方々は、
人生において、本当に山のようにいます。
長い体験を経て、やっと真意で
頭が下がる思いで、全てのご縁に
感謝出来るようになった頃、
もう人としてのご縁は殆ど繋がってはおらず、
しかし「エネルギー」として
繋がっていることは、今でも
いつもとても実感しています。
「霊性進化」の中に生きる限り、
支えられ、支え、協働共存の循環の中で、
わたし達はいつも一つへ還っていけるのです。
物理的感覚から解脱が進んでいくと、
スピリットに繋がっている感覚が強くなります。
おそらくこれが「孤独」からの解脱の
決め手になるのだろうと、感じています。
確実に「孤独」は解脱できます。
そして「融合」「受容」に到達すればする程、
「協働共存」意識が創造され、
「孤独」はどんどんと消滅していくのです。
この循環へ入ると、世界はどんな瞬間も
輝き、美しいものへと変化します。
これから、スピリットはそこへ行く創造が
どんどん可能になります。
その為の、今この瞬間の「認識」を
確固たるものとするのです。
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RINEN EARTHEAN PJ