「よし!わたしは世界一の○○になる!」

と何か楽しい夢を抱いたとします。

その事についての知識が乏しかった場合、

あなたは何から始めようと思うでしょうか。

「成功している人の方法を学ぶ」
「情報を持つ人達と交流を深める」
「スクールで順を追って習得する」
「資格を揃えたり万全の体制で始める」

「夢を叶えている人に会いに行く」
「その仕事に触れるボランティアをする」
「自分がピンとくる方法で独学する」
「自己流で始める」

前者4つと後者4つは、似ているようで、
根本的な違いがあります。

前者は「前を歩く人がいる方法」
後者は「あなたが最初に行く方法」です



このところ、宇宙意識からは連日
「行動を起こす」ことについて、
言霊が強く降り続けるので、
それをひたすら書記し続けています。

この感覚を例えるならば、
夏の午後、雷を伴い激しく降る
夕立ちの雨のようで、

降り止んだ時、

世界にはこれまでとは全く違う風が
吹き抜けていくのだろうという、
強い予感があるのです。

「夕立のようなエネルギー」

それが地球時間でいうと
どれくらいなのかというのは、
明確な数字は見えないものの、

「夕立」というのは
短時間に起こる現象なので、
そういう事なのだろうと捉えています。

さて、目指す夢に向かって、

冒頭の前者と後者、

どちらを選択されるでしょうか。

「どっちでもいいんじゃない?
 どちらにせよ行動してるから」

確かにその通りです。
選択は何でもアリです。
そしてどちらも行動です。

では「自分軸」の行動とした時は、

どうでしょうか。

それも前者でも後者でも、行動し、

その流れの中で、自分の感覚を捉えて、
自己完結的に生きるならば、
自分軸で生きているとも言えます。

しかし宇宙エネルギーは、ここ10年程、

顕著に強く後者を指し示すのです。

そして4つの行動を上から順番に
1つ1つをこなすように
行動していくのではなく、

全て同時スタートであるよう伝えてきます。

わたしは学生を終え社会に出てから、
やりたかった様々な職種、仕事内容、
立場、体験したいと思った世界は、
殆ど現実創造し、願望を実現して
生きてきましたが、

新しい世界を始める時に、
「準備万端」でスタートを切れた事は
本当にこれまで一度もありません。

むしろいつも「未知」です。

ある日突然、何の予告もなく
わけもわからないまま、
急展開でその事柄はスタートし、

他の事に時間を費やす余裕がない程、
ただただいつも目の前の事に
必死に向きあっていると、

気付いたら目指した世界の
ど真ん中で楽しんでいるのです。

大いなる意識はいつも、
「人間の思考」とは真逆を指し示し、
わたしはギョッとしながらも、
不安と恐れを振り払うように、

指し示された方法のみ辿り、
ただいつも何も考えず
実行する事に集中しただけです。

しかし途中何度か「思考を働かせ」
人間らしく動いた経験があります。

分離世界に引き戻された時期です。

冒頭でいうなら、前者の行動に該当します。
世間一般的な正攻法という流れです。

そうするとどうでしょう。

何一つ、見事なほど、
現実創造に至りませんでした。

現実創造や願望実現にはそれなりに
自負のようなものがあったので、

これには自分がびっくりしました。

無駄にお金と時間を浪費させ、
心身共に疲労困憊になり、
豊かさも遠のく一方です。

分離に傾き、懲りないわたしは、

2年間で連続3度大失敗した時に、
「この方法では不可能なのだ」
と気づいたのです。

「失敗したくない」という思いから、
直感を無視して、ただ流されて
皆がやってるからとやってみた事、
投資した分、意地になって続けた事、
不安や恐れや劣等感が強くあった事、

その全てを炙り出し表面化する為の、

3度の連続大失敗体験だったのです。

どれだけ願望を現実化させても、
分離世界に身を置いていたので、
とにかく劣等感が強く、

人間意識が僅かでも入ってしまうと

サイキックエネルギーは半減どころか、

微塵も役に立つわけもなく、

それを認めたくなくて物質世界により逃げ込み、


自分を心から信じ切るという事が

その時はとてもできなかったのです。

それはつまり、宇宙を全くもって

信じていなかったと同義です。


リアルな物質世界を信じていたわけです。

正攻法でガッツリ失敗した後も、
暫くの間は抵抗し、わたしには
たまたま不向きな方法だっただけと
思いこもうとしてました。

ところが、正攻法で生きていた時、

先駆者や開拓者達は一斉に

驚くべきスピード感で

わたしの周囲からいなくなったのです。

振動周波数の異なりというのは、
いつも驚くほど人の縁を変えます。

豊かさがついに尽きる頃、
生きる為に何とかするしかなくなり
その流れの中で、仕方なく
自分が出来る方法、

もともとの生き方に戻った時、

周囲にもまた、先駆者と開拓者達が
集まってくるようになり、

漸く自身の過ちに気づいたのです。

「自分が言っている事を、
 自分で体現して生きていない奴の話なんて 
 誰がききたいと思う?」

正攻法を盾に恐れから逃げていた頃、
ガツンと言われ、目が覚めた一言です。

ー そうだった。誰の真似でもなく、

自分の真実を表現して生きること。

無限の可能性の中で、宇宙意識と融合し、
あらゆる現実を創造する楽しさを
体現することで伝えられたらと、

その根源的な役割という夢を思い出し、
覚醒に向けて本腰を入れたのです。

宇宙は「行動を先に始める」事を
いつも強く伝えてきます。

その後の道筋は宇宙に任せるようにと、

人間として安心するような根拠は

何一つないまま、そうするように云うのです。

色々な選択肢はあります。
そして冒頭の前者後者どちらの
表現をするかも全くもって、
自由選択でしかありません。

その中で、もし覚醒を目指す場合は、
冒頭後者のような行動を
今から始める事によって、

目覚めた世界での現実創造が、
随分加速すると宇宙は伝えてきます。

第一人者と同じ道を大勢が歩いても
その道の大半は、第一人者の持つ
魂の地図の道筋であって、
第一人者が最も輝くシナリオの道です。

もし憧れの第一人者を超えていくならば、
その道を倣うのではなく、

その功績と生き様から受けた感銘、
心が沸き立つような高揚感、
直感的に閃いた感覚を羅針盤とし、

あなただけのヴィジョンを描き、
誰もそうしたことがない、
あなただけの方法で、

その道を成していくのです。

そしてそれは、これまでよりも
ずっと実現が早くなると宇宙は伝えます。

2000年代前半過ぎ〜2010年代の前半一杯は、

今よりもまだマザーアースの波動は重く、

しかしそんな中であっても、

10年程3次元の遊技場で現実創造をし、
十分に遊んだと感じています。

その頃の波動の中の創造スピードと、


これから先の目覚めた世界での


創造スピードは各段に違います。

覚醒へ向けて振動をしている人は、
自分の役目は何だろうか、
使命とは何だろうかと、
思い馳せる事が多くなっている時期ですが、

まだそれがよくわからないものの、
ただやりたい事があるのであれば、
とにかくそれを先にやってみるのです。

使命や役割というのは、

その現実創造の道筋の中で必ず現れます。

わたし自身も、全く今と関係のない
たくさんの夢や世界を追いかけて行動し、
意識を3次元に投影させ現実想像し、

そのドラマ世界を思う存分に堪能するという
体験を経たことで、もう十分だと


最後に自分の魂の地図上にひとつ残る、


使命的役目に真っ直ぐ向き合えたのです。


こうした生き方をする、きっかけとなった、


ひとつの体験があります。


10代の頃は、自身で視たアカシックの

レコードを投げ捨てるように、

こんなのは嫌だ、納得ができないです、

こんな役、わたしが決めたはずないです! 


わたしの人生はじゃあどうなるの?

わたしだって、他の人と同じように、

色々と3次元で体験したい事があるから!


と逃げ回り、自身の生の全てを否定して

目を逸らし続けていました。そして

22歳になるかならないかぐらいの、


ある日の早朝。


遠くから耳鳴りの高鳴りと、

背中のザワつきを感じ、ふと目が覚めました。


目覚めた瞬間に「魔」という類の

非常に禍々しいエネルギーが、

部屋に充満してくるのを感じ、


「しまった、くる!」と、


慌てて起き上がり、

水晶を取ろうとした時は既に遅く、


一瞬で金縛りにあいました。


すぐにエネルギーの方向に目をやると、

禍々しい波動を纏う男性のような物体が、

当時飼っていた愛兎のケージ前に佇み、

じっと見下ろしています。


ああいうものとは無縁だったのに、

何であんな波動のモノがここに来たのか、

わたしが呼び込んだというのか、

この類の使命はわたしにはないはずだ等々

様々な事が一瞬で頭をよぎりながら、


不穏なエネルギーを愛兎に向け、

何かを企んでいるような気配に、

愛兎にだけは絶対に何もさせるものかと、


自身のエネルギーを強めると、

思惑通り、その物体のエネルギーが

わたしの方へ転換するのを感じました。


自身の振動周波数を高めようとした瞬間、 


肉眼で見えたのかと思う程、

明らかにキラキラとした煌めきが見える

黄金色の大量の光の粒子が、

風で空を斬るような鋭い流動にのって、


ブワッ!!と部屋中に飛散したのです。

 

えっ?えっ?!えっ?!!!

最初は振動周波数による幻覚かと思いましたが、

いやいや、まだ何もしてないぞ、

何だ何だとテンパっていると、


気づくと魔物は消滅し、

部屋中の空気は、粒子が見えるぐらいに、

富士山の山頂ほど澄み切っていたのです。


三カ月ぐらいは掃除しなくていけるんじゃない?

物凄く息が楽というか、肺がクリーンになる!

今ここに重病人がきたら完治するんじゃない?

と本気で思った程、


ミラクル×無限大の浄化で、

あのような浄化体験は、

以降もした事はありません。


その時に光の中で降りた

メッセージがあります。


「これから10年、あなたの思うがまま、

    可能な限り多く、自由に世界を創造し、

   それを思い切り表現してみせて下さい」


わたしは小学生の時から30歳位迄しか

生きられないような気がずっとしていたので、

その時は、寿命宣告かと思ったのです。


後10年ね、やっぱりね、と。


そこから私は無理だと言われるような事でも、

とにかくやりたい事は全部やると決め、

フルパワーで行動し始めたのです。


まぁ結果、30過ぎてからも、


こうして普通に生きてるんですけども。


いやいやいや、あの魔物って、


死神だったんじゃないのかい!と 


騙された感満載でもありましたが、 

展開がわかってたら、

そう生きられたかと言われると、  

なるほど魂はわたしのなまくらを

よく知った上でシナリオを書いたようで、


結局つまるところは、魂の本来の道へ、

自分がそこから目を逸らさず入る為に、

10年間、3次元の遊技場で遊び倒したかった、

ということなのでしょう。

 

わたしの感じていた30歳過ぎ頃というのは、


次元の移行期だったのです。


10年経った頃、意識することもなく、 

3次元を生きている中でストンと、

ただ自然と目の前に魂の道が開き、 


ああ、そうなんだと、今度は普通に


ただその道を歩き始められたのです。


全部を実現するには時間がないなどと、
焦ったり、心配する事はありません。
これからは今までの何倍ものスピードで
成果が実る時代になります。

今まで10の世界の現実創造に
10年かかっていたならば、
それが3~4年になったりするわけです。

だから年齢も立場も気にせずに、
どんどん行動を起こして下さい。

「とりあえず、やってみよう」

そのやり方が正しいかどうかではなく、
あなたの感覚で試行錯誤をして、
完成する世界を創っていくのです。

あなたがどのような行動エネルギーを使い、

宇宙にその願望を預けたのかー。

シンクロニシティの大循環の波に乗り、

あなたが想像している以上の

驚くべき現実世界が創造されることも、

決して夢ではないのです。


One catalyst you too.

いつもありがとうございます。

読んで下さって、本当にありがとう。
訪れて下さって、本当にありがとう。

それでは、また。