定規……直線や曲線、角を引く。
ものさし……物の長さをはかる。
二つの違いの定義は、こう辞書に記されている
でも……
日本語ってステキですよねっ
後者の『ものさし』は今や物事の価値観や、人間の度量、感情などをはかる……
そんな意味で使われることが多くなってきていますよね
ちなみに海を隔てたアメリカでは定規は『ruler（ルーラー）』。
たぶん、そこから『rule（ルール）』……
規約や規定を示す語彙が派生しているものと思われるのですが、
そこには自由に測れる日本のものさしと違い、ある範囲に収めようとする、
さすがに法廷国家らしい変化ではあります。
また……
『はかる』にしても、日本語ではその意味は多種多様……
測る、量る、計る、図る、諮る、謀る……
その使い分けは、どうか読者のみなさま、ご自身でお調べいただければ幸いです。
ワタクシ、本日もあまり時間がなく、
その意味の羅列をしている時間がないのです
あしからずですぅ～
森光子さん……
１９２０年（大正９年）５月９日～２０１２年（平成２４年）１１月１０日（享年９２）
１９８４年 紫綬褒章の授与
１９９２年 勲三等瑞宝章の授与
２００５年 文化勲章の授与
２００９年 国民栄誉賞の授与（女優では初の生前授与）
本日は今月１０日にお亡くなりになられた……
森光子さんのへの追悼を、こんなつたないブログではありますが、
させていただこうかと……
前置きは長くなりましたが……
ワタクシ、お母さん度をはかる『ものさし』として、
おにぎりを比較にしているのでございます。
一体、なんのこっちゃ
なんて思われるかもしれませんが……
『おにぎり』
今は衛生上の観点もあって、薄いエンボスやビニールの手袋をして握ったり、
サランラップなどをご飯に巻いてから握るようですが……
ワタクシが育つ過程では……家庭かも知れませんね（笑）
素手で、手のひらに塩をまぶしておにぎりを作ってくれました。
それがフツーだと思っていましたし……。
そして、当然、握ってくれる人は母親以外には受け付けなかった。
他人が素手で握るおにぎりを食しようとは、子ども心にも思いませんでした。
その『ものさし』も成長するにつれてだんだん緩くなり、
恋人や気を許せる異性などには開放された。
また、テレビなどメディアの中の女優さんにおいてもそのものさしを使うようにもなった。
本当に食べれるわけでもないんだけれどね（笑）
そこには、美しい女優さんだからおにぎりが食べられる、
決してそんなわけでもなかったような……。
たとえば……
今お話させていただいている森光子さん、
同じようなキャラクターでお茶の間に姿を見せてくれた京塚昌子さん、
このお二方の作るおにぎりは食べることができたと思います
一方、八千草薫さんや吉永小百合さん……
お二人ともお美しい方ではありますが、おにぎりはちょっと……
でも、一緒に手をつないで出かけるにはピッタリのお二方だと思いますよね
そんな自己中な『ものさし』……
みなさんにはありますか
幼少の頃……
学校から帰れば、テレビの『三時のあなた』の中にあなたはいました。
そして夕食のひと時を終え、リラックスできる家族団欒のひと時にも、
『時間ですよ』の『松野まつ』さんを観、話題と笑いを提供していただきました。
ワタクシは観に行くことができませんでしたが……
２０００回を越えるロングラン公演を果たした『放浪記』の中にももちろんあなたが……。
苦難であったろう、戦前、戦中、戦後の激動の時代を生き……
その後、自身の結核との闘病……
ジャズシンガーからの転身……
そして４１歳での映画初主演……
テレビドラマやCMで話題を振りまき……
でんぐり返しを封印してまでの『放浪記』にかける想い……
そして再びがんばった闘病生活……
どうか天の上では、ゆっくりとご自愛なさってくださいませ。
お疲れ様でした。
そして、ありがとう
今日はその思い出深い森光子さんの遺作である『時間ですよ』の劇中歌
堺正章さんで『街の灯り』をお届けしました。
ワタクシの故郷である神戸の画像とともに……
今さらですが……
あ
かたルです
みなさん、ごきげんいかがでしょうか
お天気はどうですか
こちらはあいにくの雨模様で、この雨もやがて雪に変わっていきそうなほど、寒い
ちなみに昨日、部屋の窓からのぞく伊吹山……初冠雪を記録したようで
都会にしか見えない『街の灯り』もありますが……
こんな田舎にだって……
ここでしか見れないような『町の灯り』はちゃんと存在しているようですよ
根元からハッキリと虹の姿が浮かんでいます
生きとし、生けるもの……
それには寿命というものがあります。
昭和のわずかな灯がまたひとつ消えていくことは残念です。
でも、こんなに美しい……
そして神秘なる自然は、未来永劫続いていきます。
辛い時、悲しい時……
癒しを求めるとするなら、こういう自然美が一番良いのではないかと、
ワタクシ……思う次第であります
今日はここまで……
みなさん、ステキな一日をお過ごしくださいませ
では、また……。