年をとって分かったこと | 私と森羅万象・・・

私と森羅万象・・・

右へ行くべきか、左へ行くべきか?
人生は何時も決断を迫ってくる・・・けれど
なんだか慣れてきたように思う今日この頃です

若い頃、自分は”このような人生をおくるんだろうな・・)と思って人生に意味が持てなくて

40代くらいで死んでもいいな・・  と思ったけれど気が付けば60代の後半に至っている。

 

こんなに自分が生きるとは本当に思わなかった。

 

で、生きてみた最近若い頃想像していた「老い」というものが想像以上だったという事に気づいた。

 

まず「老い」はちっとも楽しめず最近に至っては悲しい話や映像を見たり聞いたり出来なくなり

可愛らしい映像や話を好むようになり、かといって作り物のドラマは全く見ないスタンスなのに

ニュースだけは、しっかり見るのだ。

 

なんというか現実の中で自らが「快い」という事を優先する自分に気づいた。

 

これが年をとるということなのかな・・・  と思う。

 

エネルギーが湧かないので、こういうことになるのではないか・・・・ と思っているのだ。

 

ニャンコ銀次を見ていると全く”憂い”などは感じず去勢手術後も普段と違う自分の状態に

戸惑う様子を見せつつも、其の日の体調の延長で過ごしていた。

 

 

本来は銀次のようであって良いのかもしれないな・・・・ と見ていて思った。

 

銀次は私が寝室に入った後にこそっとっとやってきてベッドで寝るのだが

先日はエリザベルカラーを付けているので入ってこれないだろう・・・と思っていたが

根性で部屋のドアを開けて入ってきて、いつものように側で寝ていた。

 

動物だから、いつもの習性でやっているのかな、と思わないわけでもないが

何があろうとも寝たい処でいつものように寝る、というのは大したものだと思った。

 

人間は、なかなかそうもいかない。