以前、同志社大学の授業(禁酒法)の
前半でも触れたが、

穀物には序列があり、
その序列に従って利用の方法も変わる。

知多蒸留所が連続蒸留機を
三次元的に使い分けて
グレーンを作り分けるという新たな技巧は、

今現在だからこそ出来る技だが、
色々な意味で吟醸酒と同じぐらい
歴史に新たなページを
残すことになるかもしれない。

個人的表現で言えば、
一般的なモルト・ウイスキーがバケットなら、
知多はラスクと言ったところか。
(あくまでも例えです)

そのラスクは粉の配合で
三種類に作り分けられ、
二箇所の加工工場で
三種類のジャムを使い分けながら製品化される。

前菜を乗っければ、
なかなかいいカナッペ/タパスになる。

メインにはならないが、
いいポジションだと思う。

蛇足するなら、
その世界観はザクースカに似てるかな。